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SPACECOOL、キャンピングカーで採用決定、7月よりキャンピングカーを利用した新たな働き方を導入!

(2022/6/30)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:SPACECOOL株式会社

SPACECOOL、キャンピングカーで採用決定、7月よりキャンピングカーを利用した新たな働き方を導入!


 SPACECOOL株式会社(以下、SPACECOOL社)は、大阪ガス株式会社(以下、大阪ガス)が開発したゼロエネルギーで冷却可能な放射冷却素材SPACECOOL(以下、本素材)が、全国でキャンピングカーレンタルを展開するジャパンキャンピングカーレンタルセンター(以下、CRC)が保有するキャンピングカー「ロビンソン771」「ロビンソン106」 の脱炭素化・暑さ対策として採用されたことをお知らせ致します。

 この夏には、キャンピングカーの天面や側面に本素材を貼り付け、実際にレンタル車両として稼働させながら、空調エネルギー削減やCO2削減、車内の暑熱対策としての効果を検証すべく、この夏実証試験を行います。実証結果が良好であれば、CRCや協力会社が保有する他の車両への拡大も目指していきます。

 また、SPACECOOL社では、現在オフィスを持たず、従業員は自宅やシェアオフィスでテレワークによる働き方を導入しておりますが、今後は、本素材を貼付したキャンピングカーをモバイルオフィスやイベントスペースとしても活用し、直射日光下でも省エネルギーで快適な空間における新たな働き方を実践していきます。

<キャンピングカーへの活用について>
 キャンピングカーは、主にキャンプや旅行などレジャー用途の移動手段として親しまれていますが、夏場の直射日光による暑さ対策が課題となっています。運転時は空調などもあり快適に車内で過ごせますが、停車時は電源がなければ車内の温度も上昇し、夜間も快適に眠れなくなります。昨今は、特に燃料の節約や排気ガスの削減のために、アイドリングストップせざるを得ない状況で、暑さ対策が急務となっております。

 今後、レンタル車両として本素材を貼付したキャンピングカーが(図1、2)空調エネルギー削減やCO2削減効果により、カーボンニュートラルの実現にも貢献できるよう、この夏実証実験を行います。
 また、停車中の車内環境をさらに快適にすべく、フロントガラス用のカーシェードなど暑熱対策品も開発予定です。
図1. キャンピングカー写真(ロビンソン771)


図2. 側面ドア部分の写真(ロビンソン771)
<放射冷却素材「SPACECOOL」とは>
 本素材は、直射日光下において太陽光と大気からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけではなく、放射冷却技術の原理により宇宙に熱を逃がすことで、エネルギーを用いずに外気温よりも温度低下する放射冷却*1素材です。
 本素材は、高性能、高耐久のしなやかな光学フィルム(粘着剤付)で、色のラインナップは「銀」と「白」の2色が開発済みです(図3)。2022年5月12日より正式販売を開始しております


図3. SPACECOOLの商品イメージ

サイズ(幅×長さ): 1,250mm × 25m
厚み(代表値)  : 110μm(粘着剤含む)
重量(代表値)  : 145g/m2
太陽光反射率   : >95%
放射率(8-13μm): >95%

*1:大阪ガス独自の放射冷却技術を用い、太陽光の入熱を抑え、熱放射による出熱(熱せられた物体の熱が電磁波・光として運ばれる現象)を大きくした材料設計により実現

<新たな働き方の推進>
 新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方として “テレワーク” の採用が増えています。自宅やシェアオフィスなど様々なテレワーク形態がある中で、モビリティを利用することで自分だけのプライベート空間を確保できる新たな形態として“モバイルオフィスカー“の需要が増加しています。

 キャンピングカーを“モバイルオフィスカー“として利用する事で、貸す側のキャンピングカー事業者にとっては、閑散期である平日・梅雨・レジャーオフシーズンに余っている車両を効率よく稼働させることができ、借りる側のビジネスパーソンにとっては、移動手段として車両を利用するだけでなく、商談や展示ルームとしても使用が可能になり、貸す側・借りる側双方に新たな提供価値を創出できます(図4)。
 加えて、本素材を活用することで、直射日光下など場所を選ばず、快適な空間を省エネルギーで構築でき、環境にも優しいという社会に対する新たな提供価値も創出できます。
図4. キャンピングカーの内部空間


<SPACECOOL×キャンピングカーの利用について>
 本素材を貼付したキャンピングカーは、CRCの人気車両ロビンソン771とロビンソン106の2種類(図5、6)で、東京・大阪の2エリアでご利用可能です。普通免許で運転可能で、法人に限らず一般ユーザーもオフィス・レジャー共にご利用いただけます。
今後、本素材を施工したキャンピングカーの台数を増やし、関東・関西を中心にエリアを拡大予定です。
図5. 【ロビンソン771】
図6. 【ロビンソン106】


<予約について>
東京キャンピングカーレンタルセンター:https://japan-crc.com/tokyo
大阪キャンピングカーレンタルセンター:https://japan-crc.com/osaka
【料金表(キャブコンハイエンド)】
<会社概要>






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