ウイルテック、GROUND株式会社とロボット関連事業で戦略的業務提携契約を締結

-　ロボットソリューションを活用した製造現場のDX化を推進　-

　モノづくり企業をサポートする株式会社ウイルテック（本社：大阪府大阪市淀川区、代表取締役社長執行役員：宮城力、以下「ウイルテック」）は、日本のLogiTech(R)※1をリードするGROUND株式会社（本社：東京都江東区、代表取締役社長 CEO：宮田 啓友、以下「GROUND」）と2022年10月に資本参加および中長期的な戦略的業務提携契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。 　本業務提携契約により、ウイルテックの中期経営計画における重点施策である「スマートものづくりの推進」、「サービス事業の拡大」、「高度人財教育の拡充」の実現に向けた事業基盤の構築を前進してまいります。


※1：『LogiTech(R)』、『Intelligent Logistics(R)』は、GROUND株式会社の登録商標または商標です。



本業務提携の背景と目的

　ウイルテックは設立以来『モノづくりを支援する会社』として製造派遣・製造請負サービスを基幹事業とし、「人財＝技術力」で多くのメーカーの製造現場をサポートしてきました。
　一方、GROUNDは、“すべての人にとって永久に持続可能な物流の未来へ”をビジョンに掲げ、自社開発した倉庫実行システム（Warehouse Execution System）であるクラウド型パッケージシステム『GWES(ジーダブルイーエス)』を中心に、ロボットやAIなどの先端技術を活用した物流ソリューションの企画・開発・提供を行っています。
　ウイルテックが有する「モノづくり」「製造現場」に関する知見と、テクノロジーを活用した物流DXを推進するGROUNDが提供する先端のロボットソリューションを組み合わせることで、製造現場のDX化推進のためのソリューション力を高め、日本の製造業の課題である人財不足の解消、生産力強化を支援してまいります。
本業務提携により、両社の専門的なノウハウ、リソースおよびソリューションなどを共有することで、新たな事業価値創出を目指してまいります。


本業務提携の内容

１. GROUNDのロボットソリューションおよびシステム製品の販売に関する協業
　自律型協働ロボット『PEER』や〈Standard Robots社製〉自律走行型搬送ロボット(AMR)、自律型無人搬送フォークリフトロボット（AGF）などGROUNDが取り扱うロボットソリューションを販売代理店としてウイルテックのお取引メーカーである製造現場へ導入提案するとともに、物流施設統合管理・最適化システム『GWES』の営業支援を推進。物流分野において先進的な導入実績を有するGROUNDからの営業支援を得ることで、「製造現場×ロボット」の最適化を図ってまいります。両社が持つ様々な資産を有効に共有しあうことでバリューを発揮し、提案からクロージングまでの効率化を高めてまいります。　　　　　　　　　　　　　　




２. ロボットソリューションの導入・保守・運用サポート体制の構築
　ウイルテックの主要事業の一つであるメーカー機器の保守メンテナンス事業のノウハウを活かし、GROUNDのロボットソリューションにおける導入・運用・保守サポートサービスを提供できる人財育成と制度構築を目指してまいります。ロボット導入のセットアップから保守メンテナンスまで、ソフトウェアとハードウェアの両面でお客様にご安心いただけるよう、協業によるワンストップの運用サポート体制を構築してまいります。

３. ロボット関連拠点の共有
　ウイルテックのロボットソリューション施設『プロジェクト デザイン センター』およびGROUNDのR＆Dセンター『playGROUND』などの事業拠点（大阪・東京）を共有し、ロボットのデモンストレーションによるプレゼンテーションの実施や各種セミナーを企画・開催することで、両社のソリューションやサービスの認知度向上と営業機会の創出を図ってまいります。
また、ロボットの修理・メンテナンス、部品管理などのサポート体制を、より効率的に広範囲に拡充してまいります。


４. ロボットエンジニアリング人財の育成支援
　多くのメーカーが製造現場のDX化を進めるなか、生産競争力の向上に不可欠となるロボットエンジニアリング人財。ロボット導入時のシステム構築を担当するSIer（エスアイヤー）やロボットの保守メンテナンスを担当するサービスエンジニアなど、両社の人的資産を活用しながら、次代のロボットエンジニアリングに携わる人財育成を強化してまいります。


＜ウイルテック 代表取締役社長執行役員 宮城 力のコメント＞
　今回、GROUND様と業務提携を締結できたことは、当社にとっても大変意義のあることです。
　これからの日本の製造業は「生産能力の強化」と「労働人口の減少」という、相反する課題を両立させなくてはなりません。AI技術やロボットを活用した製造業のDX化推進は急務であり、GROUND様との協業体制により新たなソリューションを得ることができました。私たちの顧客に広く提案を行い、日本の製造力強化を支えていくとともに、GROUND様にとっても新たな事業価値を創出するアライアンスの構築を目指してまいります。

＜GROUND 代表取締役社長 CEO 宮田 啓友氏のコメント＞
　ウイルテック様よりGROUNDのテクノロジーソリューションおよび先進的な取り組みを高く評価いただき、今回、業務提携を締結できたことを大変光栄に思っています。
　GROUNDの強みや専門性を積極的に共有することにより、ロボットソリューション事業およびAIソリューションソフトウェア事業という主要事業のさらなる拡大と加速を図るとともに、ウイルテック様の事業拡大と製造現場のDX化推進へ寄与し、両社の企業価値向上を目指します。


【GROUND株式会社について】
GROUNDは、“Intelligent Logistics(R)”の実現を目指して、物流領域における世界の最先端テクノロジー（LogiTech(R)）に基づく革新的ソリューションの提供を行う企業です。代表の宮田をはじめとするGROUNDメンバーは、ロジスティクス、サプライチェーンだけでなく、データサイエンスやマーケティングにおいても豊富な経験を持ち、国内外の最新のテクノロジーに関して幅広い知識やネットワークを有しています。これらを背景に、日々高度化・複雑化する物流オペレーションに対して、需要と供給のバランスを考慮する最適なハードウェア及びソフトウェアで構成されたソリューションを提供しています。

社　　名：　GROUND株式会社
事業概要：　テクノロジーを活用した物流ソリューションの提供
設　　立：　2015年4月
所 在 地：　東京都江東区青海二丁目7-4 the SOHO 3F
代 表 者：　代表取締役社長 CEO　宮田 啓友
資 本 金：　13億5,000万円（2021年12月末）
U R L ：　https://www.groundinc.co.jp

【株式会社ウイルテックについて】
ウイルテックは1992年の設立以来、設計から製造、アフターサービスにいたる「モノづくり」に係る一連の工程に対し、様々なソリューション提案や人材サービスの提供で日本の多くのメーカーをサポートしてきました。各メーカー、各製造現場が抱える課題を分析・検証し、次工程も考慮しながら大規模な設備提案から小さな作業改善まで地道に提案していくことで解決に導いていく。「モノづくり」を広く深く経験してきたノウハウこそが、私たちウイルテックの強みです。

社　　名： 株式会社ウイルテック
事業概要： 製造請負事業/製造派遣事業/製造装置受託事業/機電系技術者派遣事業/修理サービス事業/海外事業
設　　立： 1992年4月
所 在 地： 大阪府大阪市淀川区東三国4丁目3番1号
代 表 者： 代表取締役社長執行役員 宮城 力
資 本 金： 1億3,683万円（2022年3月末現在）
U R L ： https://www.willtec.jp/

以上

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000067902.html