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三越伊勢丹グループ内の顧客・商品データ分析基盤にOracle Cloud Infrastructureが採用

(2023/3/17)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:日本オラクル株式会社

クラウド移行とシステム内製化により運用コストを大幅に削減。柔軟なリソース拡張によりシステム性能をさらに高め、グループ内のデータ利活用を促進

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:箕輪 康浩)が構築する、三越伊勢丹ホールディングスのグループ内顧客・商品データを一元管理するデータ分析基盤を「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上に移行することを発表します。


2023年3月16日

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、取締役 執行役 社長:三澤 智光)は本日、株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:箕輪 康浩)が構築する、三越伊勢丹ホールディングスのグループ内顧客・商品データを一元管理するデータ分析基盤を「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上に移行することを発表します。

三越伊勢丹システム・ソリューションズは、現在、自社データセンター内に設置した「Oracle Exadata」上で分析用データの管理を行っています。ハードウェアの維持費と運用管理費の削減に向け、当該システムのクラウド移行を検討していました。「Oracle Exadata」の性能を維持しながら、限られた期間と自社主導でのクラウド移行を行うことを要件に検討した結果、OCI上の「Oracle Exadata Database Service」への移行を決定しました。

同社では、「Oracle Exadata Database Service」への移行により、オンプレミス環境より高い性能、可用性、データ・セキュリティ構成を実現していきます。また、クラウドの柔軟性や拡張性により、現状の利便性を維持しながら、事業成長に伴うデータの増加に迅速かつ柔軟に対応可能なデータ分析基盤へ進化させ、グループ内のデータ利活用を促進していきます。今回のシステム移行を自社主導で行い、運用管理を内製化することで、外注費も低減します。クラウド運用においても、CPU単位で柔軟に増減可能なOCIのコンピュート・リソースを活用することで、クラウド利用コストを最適化し、全体で年間運用コストの44%削減を見込んでいます。

三越伊勢丹システム・ソリューションズでは、「Oracle Cloud Lift Services」のフィジビリティ・スタディとPOCの支援により、移行の課題や懸念を整理・解消しました。「Oracle Exadata Database Service」などのOCIのスキルを習得、日本オラクルのコンサルティング・サービス部門と緊密に連携し、本番環境の構築に取り組んでいます。現在、「Oracle Exadata Database Service」への移行を段階的に開始しており、2023年11月に完了する予定です。

三越伊勢丹システム・ソリューションズは、今回のOCI移行の内製化により、クラウド移行、システムの自社開発や運用管理のノウハウを蓄積し、「Oracle Exadata Database Service」への移行を検討中の三越伊勢丹グループ外の企業を対象にサービス提供を図っていきます。

三越伊勢丹グループにおける本取組みの位置づけ
三越伊勢丹ホールディングスは、中期経営計画(~2024年度)において、長期に目指す姿を「お客さまの暮らしを豊かにする、“特別な”百貨店を中核とした小売グループを」と定めています。この実現に向け、”高感度上質”戦略、”個客とつながる”CRM戦略、”連邦”戦略の3つの重点戦略において、積極的なIT活用やデジタル化の加速を図り、従来の百貨店事業モデルからの変革を進めています。また、10年後には百貨店事業以外の不動産・金融事業が利益ポートフォリオの半分を占める方向性のなか、あらゆるコストや要員の生産性を分析し、効率を最大化するための収支構造改革にも取り組んでいます。

その一環として、三越伊勢丹システム・ソリューションズは、顧客・商品データ分析システムを、これまでの利便性や性能を損なわずデータの増加にも柔軟に対応できる可用性と拡張性に優れた基盤へと進化させ、重点戦略を支援します。また、クラウド化に伴うデータセンターの縮小、ハードウェアの保守・運用業務の解消によるコスト削減とROI向上を図り、収支構造改革にも貢献します。

本発表に向けたお客様からのコメント:
三越伊勢丹グループは、積極的なIT活用やデジタル化を図ることで、従来の百貨店事業モデルからの変革を進めています。自社で主導し限られた期間で最適なクラウドへの移行を実現するために、性能、移行性、柔軟性に優れ、さまざまな支援を提供しているOCIへの移行を決めました。今後もOCIの進化と日本オラクルの強力なサポートを期待しています。
株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズ ICTアプリケーションサービス部 部長 田村 泰治 氏


株式会社三越伊勢丹システム・ソリューションズについて
三越伊勢丹システム・ソリューションズは、リアルとネットの融合やバイモーダルITを推進する多くの実践的な取組を通じて得た経験・ノウハウ・実績を活かし、ユーザー主導開発を可能とする次世代ITの解を提供しています。

参考リンク
・三越伊勢丹システム・ソリューションズ http://www.ims-sol.co.jp/index.html
・Oracle Cloud Infrastructure https://www.oracle.com/jp/cloud/
・Oracle Exadata Database Service https://www.oracle.com/jp/engineered-systems/exadata/cloud-service/
・Oracle Cloud Lift Services https://www.oracle.com/jp/cloud/cloud-lift/

日本オラクルについて
私たちのミッションは、人々が新たな方法でデータを理解し、本質を見極め、無限の可能性を解き放てるよう支援していくことです。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。2000年に東証スタンダード市場上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp

オラクルについて
オラクルは、広範かつ統合されたアプリケーション群に加え、セキュリティを備えた自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudとして提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com/ をご覧ください。

商標
Oracle、Java及びMySQLは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。

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