企業リリース Powered by PR TIMES
PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。
(2023/12/14)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社リビングロボット
株式会社リビングロボット(本社:福島県伊達市、代表取締役社長:川内康裕、以降リビングロボット)が開発を進めている、高齢者生活サポートのためのパートナーロボット「見守りウィーゴ」による実証実験が、福島県の公立岩瀬病院(所在地:福島県須賀川市、病院長:土屋 貴男)にて開始しました。
「見守りウィーゴ」による病院での実験は今回が初めての試みです。
実験では、高齢の患者さんを対象に、「見守りウィーゴ」のエンタメ機能やおしゃべり機能を使って会話を促したり、リハビリの一環としての簡単な体操を行う事でQOL※1、ADL※2の向上を目指し、また人手不足による病院スタッフの負担軽減を目指します。また、他の機器との連動による患者さんの見守りも行われる予定です。
実施の背景
リビングロボットは、「人とロボットが共に生きる」というコンセプトのもと、人の生活に寄り添うロボットの開発・研究を行っています。
2021年から教育用プログラミングロボット「あるくメカトロウィーゴ」をプログラミング学習のパートナーとして販売し、多くの方に利用されています。
さらに、超高齢社会によって起こる医療・介護従事者の負担軽減と高齢者のQOL/ADL向上を目指して、生活サポート用パートナーロボット「見守りウィーゴ」の開発も進められています。
単なる製品道具としてのロボットではなく、人の生活に笑顔や活気を与えられ、より人が人らしく生きられる存在のロボットの実現に向けて、この度福島県の公立岩瀬病院と協力し、実証実験の実施が実現しました。
公立岩瀬病院は150年の歴史を誇り、須賀川岩瀬地方で中核となる医療機関として地域に貢献してきました。現在は、東日本大震災で被災した外来棟の新設、この地域で安心して産み育てるための周産期センターの設置を終え、279床の病床を有する急性期病院として機能されています。
「患者さん中心の医療を実践し、地域の皆さんに信頼される病院を目指しています」という理念のもと、患者さんの声を重視しながら様々な取り組みを行っています。最近では全国で4か所の電子処方箋モデル地域にも選定され、本邦初の本格運用を開始するなど「医療DX」にも積極的に取り組んでいます。
実証実験の概要
■実証期間:
・2023年12月7日(木)~1月下旬(予定)
■場所:
・公立岩瀬病院
■実験内容:
「見守りウィーゴ」のエンタメ機能やおしゃべり機能を活用して、高齢の患者さんの会話を促し、一緒に体を動かしたり、ロボットが落語や漫才を披露したりすることで患者さんのADL/QOL向上を図ります。
また、「見守りウィーゴ」に患者さんの話し相手や体操の先生になってもらう事で、スタッフの負担軽減になる事も目指します。
さらに、機器との連携によって高齢の患者さんの動きを察知し、ロボットを通じた遠隔通話など、病院のスタッフと連携して高齢患者さんを安全に見守る機能も実証していきます。
(※1)クオリティ・オブ・ライフの略。ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた『生活の質』のことを指し、ある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。
(※2)アクティビティー・デイリー・リビングの略。日常生活を送るために最低限必要な日常的な動作で、「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」動作のこと。
リビングロボットについて
リビングロボットは、人とロボットが共に生き、成長する社会の実現をめざして、パートナーロボットおよび関連技術の開発をおこなうテクノロジー企業です。プログラミング教育における「あるくメカトロウィーゴ」の活用をはじめ、さまざま分野での社会実装への取り組み、国内外の技術系イベントにおける製品の出展など、事業の拡大と社会貢献をすすめています。
あるくメカトロウィーゴ(C) MODERHYTHM / Kazushi Kobayashi
本リリースのお問い合わせ先
リビングロボット
電話:050-8881-6955
Email:press@livingrobot.co.jp
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。