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KDDIとJPIX、大阪ビジネスパークでデータセンター間の芯線接続サービスと新たなIX接続拠点を提供

(2024/3/30)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:株式会社JPIX

KDDIとJPIX、大阪ビジネスパークでデータセンター間の芯線接続サービスと新たなIX接続拠点を提供

~西日本で最大規模のつながりやすいコネクティビティデータセンターを実現~


 KDDIとJPIXは2024年4月1日から、大阪ビジネスパーク(以下 OBP)エリアにおいて、データセンター間を芯線接続するサービス(以下 芯線接続サービス)とインターネットエクスチェンジ(以下 IX)の提供、およびデータセンター拠点を開設します。
 KDDIはデータセンター事業者としてOBPエリアのデータセンター同士を接続することで、データセンターをご利用されるお客さま同士のコネクティビティ(相互接続性)を向上し、西日本で最大規模のコネクティビティデータセンターを実現します。お客さまのビジネスの効率化と拡大、スピードの向上、そして、お客さま同士がつながることによる新たな価値創造をサポートし、社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)に貢献します。

<大阪ビジネスパーク景観>

                  
■背景
 世界的にデータビジネスが加速しており、IoT、5Gの普及や動画ストリーミングサービスの増加、クラウド活用の進展に加え、昨今では加速度的なAI活用とビッグデータにより、ユーザートラフィックが増加しています。それに伴い、デジタル社会を実現するために、より多くのコンテンツ事業者やインターネット事業者、ハイパースケーラーなどが相互につながり合い、価値を創出し合うことが可能なプラットフォームの重要性が増しています。
 また、首都直下型地震などの大規模災害を念頭に、首都圏以外での国内外トラフィック交換を可能にすべく、データセンター間のコネクティビティ向上への取り組みも求められています。

■提供概要
(1)データセンター間の光ファイバー芯線接続の提供
 KDDIとJPIXは、西日本におけるデータセンター集約地のひとつであるOBPエリアにおいて、同エリアに所在する「TELEHOUSE OSAKA」とデジタルエッジ・ジャパン合同会社のデータセンターOSA1など(注1)、データセンター間を芯線接続するサービスを提供します。
 これまで、OBPエリアではTELEHOUSEを含む各データセンターをご利用のお客さまがデータセンター間の接続を希望する場合、お客さまにて個別に通信キャリアの専用回線を用意する必要がありました。芯線接続サービスをご利用いただくことで、回線コストの削減に加え、大容量かつ柔軟な接続環境を実現します(注2)。

(2)新たなIX接続拠点の追加とデータセンターサービスの提供
 KDDIとJPIXは、OBPエリアのデジタルエッジ OSA1など複数のデータセンターにおいて、「JPIX大阪」の新たな接続拠点と、「TELEHOUSE OSAKA」を補完するデータセンターサービスを提供します。

<OPBエリア内の提供イメージ図>


 Digital Edge (Singapore) Holdings Pte Ltd.のChief Product Officer Jonathan Chouは、次のように述べています。
「JPIXは、日本で初めて商用インターネットエクスチェンジを開始した歴史ある企業であり、大阪にある当社のOSA1データセンターの顧客がJPIXのサービスを利用できるようになることを喜ばしく思います。接続性は、日本のデジタル経済における更なる成長の可能性を引き出す重要な役割を持ち、当社のプラットフォームで利用可能な相互接続サービスを強化することで、この発展をサポートできることを嬉しく思います。」

 KDDIグループは、OBPエリアにおける複数のデータセンター間において、高信頼・高品質な接続とコネクティビティの向上を実現し、お客さまがさまざまなパートナーとつながることでお客さまの新たなビジネス創出を支援します。
 今後も、協調領域における事業者、パートナーとのコラボレーションを通じ、世界のコネクティビティ環境の向上に貢献していきます。


■提供開始日
2024年4月1日

■お問い合わせ
株式会社JPIX
E-mail: planning@jpix.ad.jp


(参考)
■TELEHOUSEについて
 KDDIは、データセンター事業を世界10カ国以上、45拠点以上で「TELEHOUSE」ブランドで展開し30年以上の実績があり、ビジネスセグメントにおける成長分野と位置付けています。今後も最新設備とコネクティビティを活かしたデータセンター事業者として、お客さまのビジネス成長をサポートするほか、グローバルで高品質なデータセンターを展開するTELEHOUSEの経験を活かし、データセンター事業の拡大を図っていきます。

■JPIXについて
 JPIXは日本初の商用IXとして1997年11月にIXサービスを開始し、ISP事業者、CATV事業者、さらにコンテンツ事業者と国内外含む最大級の顧客数を持ち中立的な運営を行うIXプロバイダーであり、日本のインターネットの心臓部として重要な役割を担ってきました。またVNE(Virtual Network Enabler)事業者としても多くのお客様にご採用頂き、日々増加するトラヒックに対して安定的なネットワークサービスをご提供しています。


(注1)OBPエリア内のエクイニクス・ジャパンのデータセンター「OS3(https://www.equinix.co.jp/data-centers/asia-pacific-colocation/japan-colocation/osaka-data-centers/os3) 」など。
(注2)KDDIは、KDDIのデータセンターサービス利用者を対象とし、JPIXはその他データセンターサービス利用者を対象として、本サービスの提供を行います。

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