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シチズンが提供する健康機器の測定データを管理・可視化するセルフヘルスケア支援アプリ「Health Scan」の開発をKDDIアジャイル開発センターで支援しました

(2024/4/23)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:KDDIアジャイル開発センター株式会社

シチズンが提供する健康機器の測定データを管理・可視化するセルフヘルスケア支援アプリ「Health Scan」の開発をKDDIアジャイル開発センターで支援しました

~ユーザーが毎日つづけられる使いやすさのために、ユーザーインタビューや検証を重ねアプリに反映。アジャイル開発の実践知でチーム開発を支援~

KDDIアジャイル開発センター株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長/CEO:木暮 圭一、以下KAG)は、シチズン時計株式会社(本社:東京都西東京市、代表取締役社長:佐藤敏彦、以下シチズン)が2024年4月8日から提供を開始した健康機器による測定データを管理、可視化するスマートフォンアプリケーション「Health Scan」の開発とその内製化の支援をしました。



<背景>
「Health Scan」アプリはシチズンの医療・ヘルスケア分野における、デジタルヘルスケア領域の新規事業探索を目的とした、シチズングループ横断プロジェクトの成果物のひとつとして開発されました。
ユーザーにとって使いやすく継続できるアプリとして提供することに重点を置き、検証と開発を繰り返しながらプロダクトの価値を高めるアジャイル開発により、開発支援と内製化支援を並行し進めてきました。

<Health Scanの特徴>
Health Scanは、以前と比べて疲れやすい、体重のコントロールが思うようにできない、健康診断の数値が気になる等、健康維持のために「何か始めたい・しなければ」と思っている方に向けた健康機器で測定したデータの管理と可視化をするアプリです。
健康維持のためには毎日からだの状態を知ることが必要ですが、開発中のユーザーインタビューなどから毎日の計測とそのデータの管理が大変で途中で挫折してしまうケースも多いことが明らかになっていました。Health Scanはそんなユーザーをサポートするためにできるだけ簡単に手間なく
データを管理し、直感的に測定データを閲覧できるようにつくられたアプリです。

インタビューで得られた反応の一部
■かんたんなデータ転送とアプリ連携


「血圧計」「体組成計」「体温計」の測定データをHealth Scan1つで管理・連携できます。また、測定データは自動でアプリに転送されます。■直感的にわかりやすいデータの可視化


日々の測定結果を見やすいグラフで表示。健康状態の変化を直感的に把握することができます。



グラフ機能の「機器選択」、「期間選択」、「分類表示」、「移動平均線」で傾向の把握をわかりやすくサポート。直感的に"今"の健康状態を把握することができます。毎日ストレスなく使い続けられるように、ユーザーインタビューを繰り返し行い、そこで得たユーザーからの要望を開発内容に反映させながら、手軽さや簡単さ、わかりやすさ、そしてアプリの使い心地にこだわり開発されています。<開発内製化支援の体制>
KAGで提供している内製化支援では、お客様を外部から支援するのではなく、混成チームを組成し全員が同じひとつのチームとなり開発に取り組むかたちで支援しています。

内製化支援の体制
■アジャイル開発支援
- スクラムの導入と定着の支援
- プロダクトオーナー支援
- スクラムマスター支援
- エンジニア育成支援
- チーム運営のサポート

また、ペアプロ・モブプロでの開発、エンジニア育成ロードマップに基づいた技術的なサポートを実施しながら、育成と開発の両立を実現しています。
今回のシチズンの内製化支援では開発スピードを落とさず、1年間で自立して開発を行える体制を築くことができました。■開発効率向上に向けた技術的な支援
- エンジニアスキルアップ支援
- CI/CDを活用し、テストやデプロイを自動化
- ローコードツール(AWS Amplify)やGitHub Copilotを導入し、開発効率を向上
- サーバレスアーキテクチャを採用し、開発運用コストを削減
- Flutterを採用し、iOS,Androidに対応したアプリを迅速かつ効率的に開発

また、シチズンのDXビジョンの実現やアジャイル文化の定着のため、アジャイル開発実施研修やデザイン思考研修も行いました。
<シチズン ご担当者様コメント>

本プロジェクトではアプリの開発が本質的な目標ではなく、我々のミッション達成のためのスタートラインに立つことでした。大切なのは、魚の釣り方を会得することで、新機能・サービスなど新規事業を継続して創出できる人材の育成と、体制の構築が最重要事項でした。KAG様にONEチームとなってコミットして頂き、メンバー全員の献身的な伴走により、我々は魚と魚の釣り方両方を得ることが出来ました。

KAGは今後も引き続き開発のご支援を続けながら、シチズンのDXビジョンの実現をサポートして参ります。

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