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Telestream 社、NAB Show 2024 で迅速なコンテンツ配信を叶える AI 搭載ツールを発表

(2024/5/9)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:株式会社 アスク

Telestream 社、NAB Show 2024 で迅速なコンテンツ配信を叶える AI 搭載ツールを発表

メディア制作の全工程を最適化し、制作作業のスピード / 品質 / 効率を向上



株式会社 アスク (本社:東京都千代田区) は、同社が日本正規代理店を務める Telestream 社の最新情報を公開しました。

OTT ストリーミングサービス、SNS 向けの動画コンテンツ、直接視聴者へコンテンツを提供するサービス、視聴者参加型のコンテンツ、従来のリニア TV など、さまざまなプラットフォームが増え続け、メディアの種類も急速に拡大しています。メディア&エンターテインメント (M&E) 業界は、放送や映像制作における前例のない課題に直面しており、従来のメディア処理は限界に達しつつあります。

このような課題を解決するには、新しいメディアの取り込みと配信に対応できるソリューションが必要です。多様なフォーマットの管理、各種プラットフォームに対する互換性の確保、品質および利便性に関するさまざまな基準への準拠、そしてコンテンツへの消費欲求が高い現代の視聴者を満足させるためには、制作から配信までのプロセスを高速化する、合理的な制作プロセスが求められます。

リモートプロダクションの課題を解決


メディア企業はリモートプロダクションへの移行により、編集用の高解像度コンテンツへのアクセスなど、大きな課題に直面しています。Telestream の新しいクラウドベースソリューション GLIM as a Service は、この課題を解決します。

GLIM as a Service を使えばウェブブラウザを介して、あらゆる動画形式のコンテンツを即座に再生できます。クラウド上のコンテンツへのリモートアクセスを簡易化する GLIM as a Service を導入すれば、膨大なデータのダウンロードや、再生用のハードウェアを別途用意する必要がなくなります。

GLIM as a Service は、迅速なアクセスを可能にするだけでなく、制作プロセスを簡素化し、制作ワークフローを高速化します。また、物理的なハードウェアへの依存を排除し、運用コストを大幅に削減するだけでなく、コンテンツのレビューと承認プロセスも簡易化できます。

クラウドでライブキャプチャーを変革


ライブコンテンツの需要が高まる中、メディア企業は迅速な放送を叶えるために、ライブ映像を素早くキャプチャー・処理する必要に迫られているだけでなく、分散した遠隔地の作業環境における、ライブキャプチャーシステムの設置やメンテナンスといった複雑な業務にも対応しなければなりません。

Telestream の新しいクラウドベースの Live Capture as a Service は、どこからでも簡単かつリアルタイムにコンテンツをライブキャプチャーできるよう設計されています。制作チームは、遠隔地での設定やメンテナンスといった従来の負担から解放されます。このソリューションにより、メディア企業は物理的なインフラの制約を克服できます。ライブキャプチャーから放送への迅速な移行を実現するだけでなく、制作ワークフローを最適化できます。

この Live Capture as a Service が新たに提供する柔軟性は、コンテンツ配信を高速化するだけではありません。企業は制作現場のインフラという物理的な制約を受けず、より多くのコンテンツをキャプチャーして、収益化に繋げられます。

Telestream 社、最高製品責任者の Mike Gilson 氏はこの新しいソリューションの利点を次のように述べています。
「ライブコンテンツへの要求が高まるにつれ、より迅速かつ柔軟な制作プロセスの必要性も高まっています。Live Capture as a Service は、ライブコンテンツのキャプチャーを変革します。クラウドベースでコンテンツへの即時アクセスを提供し、メディア企業を物理的なインフラの制約から解放します。
この革新的なサービスは、制作フローを合理化するだけでなく、メディア企業がより多くのコンテンツを獲得して、収益化する機会も提供します。高品質かつタイムリーなメディア体験を求める視聴者の需要を、効率的に満たします。」

Qualify QC による品質管理の向上
厳しい規格やフォーマットに準拠した高品質なコンテンツの配信は、コンテンツ配信事業者にとって益々難しい課題となっています。Telestream はそのような課題を解決するために、Qualify QC のアップデートを発表しました。
【Qualify QC の新機能】
- IMF コンプライアンス : Netflix Photon へのサポートを強化、IMF (インターオペラブル・マスター・フォーマット) 形式のパッケージが業界標準に適合
ハーディングチェック (Harding FPA) : 視聴者の安全を最優先し、てんかんの可能性があるコンテンツの検出機能を搭載
DolbyE Presence / Dolby Vision の検証 : DolbyE オーディオと Dolby Vision メタデータの精度を検証し、最高のオーディオビジュアル体験を保証
不適切な言葉の検出 : 不適切な表現を選別してフラグを立てる新しいツールにより、すべての視聴者に適切なコンテンツを提供

Qualify QC の機能強化には、"品質管理プロセスの向上に貢献する" という Telestream 社の取り組みが反映されています。メディア企業が、さまざまな規格に準拠したコンテンツを配信し、最高の品質と視聴体験を提供できるよう支援します。

AI を搭載した新ツールがボトルネックを解消し、メディア処理のワークフローを高速化


複数の異なるプラットフォームでメディアコンテンツが提供・消費される、今日のマルチプラットフォームメディア環境では、さまざまなプラットフォームへ高品質なコンテンツを迅速に配信する必要があります。しかし、メディア企業は、メディアの迅速な処理や、短時間でのコンテンツ制作を阻害する、重大な課題に直面しています。

手作業を伴う煩雑なワークフローは、エラーが多く非効率で、制作スピードを遅らせる足枷となります。膨大な量のコンテンツを、一貫した品質で提供するのは容易ではありません。加えて、字幕・キャプションの作成や、同期化の作業には時間を要するため、さらに制作チームの負担が大きくなります。

即時性が最も重要とされる現代において、こうしたコンテンツのリリース遅れは、コンテンツの閲覧性とグローバルな展開を制限してしまう要因となります。さらに、最新テクノロジーの印象は複雑だと思われがちで、導入を踏みとどまらせる一因になっています。運用を合理化する機会を逃してしまい、メディア企業は今日の加速するメディア消費率に遅れを取ってしまうでしょう。

Telestream は、この業界全体のボトルネックに直接応える製品として、AI 搭載の革新的なメディア処理ソリューションを提供します。これは、メディアコンテンツの制作と配信を大きく前進させる製品です。
これらのソリューションは、これまで以上に効率的かつ迅速に、高品質なコンテンツの制作と配信を実現するように設計されています。そのため、さまざまなプラットフォームでの迅速な納期要求に最適な製品となっています。


- ワークフローの自動作成 : 人工知能 (AI) を組み込んだ Telestream の Vantage Workflow Designer は、メディア処理ワークフローを自動化します。これにより、手作業とエラーが大幅に削減され、合理化された制作サイクルで作業スピードを高速化できます。
優れた品質管理 (QC) : Telestream の AI 駆動型 QC ツールは、大量のメディアで一貫したコンテンツ品質を確保するプロセスを自動化します。この自動化により、複数のプラットフォームで求められる、高品質なコンテンツの迅速な配信をサポートします。人手頼みの QC では難しかった、大規模化の課題を解決します。
効率的なキャプションと字幕の作成 : AI の統合は、キャプションや字幕の制作工程も拡張します。この機能拡張で、より迅速かつ効率的なプロセスを実現します。この機能は、コンテンツの閲覧性とグローバルな展開を向上するだけではなく、多様で広範な視聴者のニーズに素早く対応し、コンテンツの迅速な提供を保証します。
導入と統合の簡素化 : Telestream は、複雑なテクノロジーの導入をためらう業界を理解し、高度な AI ソリューションを利用、統合しやすくしようと注力してきました。このアプローチにより、導入に対するハードルを下げ、メディア企業がテクノロジーを素早く取り込み、より革新的な制作ワークフローを実現できるようにしました。

Telestream 社、最高製品責任者の Mike Gilson 氏は次のように述べています。
「AI を搭載した新しいメディア処理ソリューションを発表でき非常に嬉しいです。業界の重大なボトルネックに正面から取り組んだこのソリューションは、迅速かつ効率的なコンテンツ制作と配信を可能にします。設計時に目指したのは、スピードと品質の新基準を打ち立てることでした。現代の視聴者の急速な消費速度に追い付こうと苦戦するメディア企業にとって、画期的な製品です。」

新しいプロトコルへの対応 : ST2110、SRT、NDI 対応の Inspect Monitoring Platform
Telestream は、ST 2110、SRT、NDI プロトコルに対応した包括的なモニタリングソリューション、Inspect Monitoring Platform を発表します。このプラットフォームは、メディアストリームの整合性を継続的にモニタリングし、問題を詳細に分析するだけでなく、放送およびストリーミングの運用を戦略的に最適化する、包括的なソリューションです。

この統合されたアプローチにより、制作会社はプラットフォームやプロトコルを問わず、高品質なコンテンツの配信を検出、診断、最適化できます。"インジェストから配信まで、メディアアセットの優れた品質を保護する" という、Telestream の取り組みが反映されたソリューションです。

メディアストレージの課題を克服 : ハイブリッドコンテンツ管理ソリューション DIVA 9 を発表


メディア業界では、クラウドストレージへの移行が進められています。メディア企業は、アセットを保護し、継続した運用を保ちながら、クラウドソリューションと既存のインフラを統合する難題を乗り越えなければなりません。

オンプレミスとクラウドのストレージを組み合わせる『ハイブリッドストレージ戦略』の採用により、コンテンツへのスムーズなアクセス、ストレージコストの圧縮、災害からのデータ復旧方針の堅牢な実装を確保できます。ここでの課題は、これらの要素をバランス良く調整することです。

DIVA 9 は、シームレスかつハイブリッド型のコンテンツ管理により、コンテンツのクラウド移行に伴うこれらの重大な問題に対処します。DIVA 9 は、効率的なメディアストレージの管理方針、高度な Elasticsearch 検索機能、さらには MAM (メディアアセット管理)、自動化、他のクラウドシステムとの包括的な統合を活用して、オンプレミスとクラウド間のメディアアセットを円滑に移行します。貴重なコンテンツを安全かつ拡張可能な状態で保存できるだけでなく、接続性とコスト効率を大幅に改善します。

Mike Gilson 氏は次のように述べています。
「今回の技術革新は、”効率的かつ高いコスト効率で、世界中のあらゆる場所へ卓越したメディア体験を届けるために、必要なツールを制作チームに提供する" ための、Telestream の取り組みから誕生しました。お客様や NAB の来場者に、私たちの成果をお見せするのが楽しみです。」


NAB Show 2024 での Telestream 製品およびサービスの展示詳細は、次のページでご確認いただけます。
www.telestream.net/nab

Telestream 社について
Telestream は、25 年以上にわたり、革新的かつ新たな標準を打ち立てるソリューションで業界を牽引するとともに、魅力的かつ印象的なコンテンツを視聴者に提供する何千もの企業および専門家を支援してきました。Telestream 社の制作から配信までカバーする包括的なメディア処理、制作、配信のエコシステムは、クラウド、ハイブリッド、オンプレミスでの運用に対応し、クラス最高のワークフロー自動化、品質管理モニタリング、コンテンツ管理、分析や配信など、最先端テクノロジーの枠を押し広げ続けています。世界の主要なメディア&エンターテインメント企業は、重要なコンテンツの制作・配信を、最適かつ信頼性の高い方法で提供するために、日々の制作現場に Telestream 製品を採用しています。Telestream は、ビデオコンテンツ製品とサービスで数々の賞を受賞している、株式非公開企業です。
・ウェブサイト : https://www.telestream.net
・ウェブサイト [日本語] : https://www.ask-media.jp/telestream.html

当資料は、現地時間 2024 年 3 月 18 日にメーカー発表されたプレスリリースの抄訳版です。
メーカーリリース原文 : https://www.telestream.net/company/press/2024-03-18-NAB-Show-Preview.htm

~ 映像関連市場における、リーディングカンパニーに ~
株式会社アスク メディア&エンタープライズ事業部 (アスク・エムイー) は、100 社を越えるアスク取扱いメーカーの中から映像関連市場向けの商材を中心に、 国内のシステムインテグレーターとの共同マーケティングにより、 多種多様なニーズに合った適切なソリューションを国内のお客様へ提供しています。 常に“お客様の立場で考えること”をモットーに、現場でのシステム運用効率の向上に貢献すべく、 ソリューション開発を進めていきたいと考えています。お問い合わせはこちら:https://www.ask-media.jp/contact.html

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