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(2017/10/5)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社 学研ホールディングス
あなたの「歩き方」、ココが間違っている! 今すぐチェックすべき10項目とは?
■長生きをリスクにしないために「健康寿命」を意識する
先日、65歳以上の高齢者が総人口の27.7%を占め、90歳以上が初めて200万人を超えたことが総務省より発表された。政府も「人生100年時代構想会議」を立ち上げるなど、長い人生をどう生きるかが、待ったなしの課題になっている。
そして、ますます長くなる高齢期のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めるために重要になってきているのが、「健康寿命」を延ばすことだ。
■平均寿命と健康寿命の差は、10年もある!
健康寿命とは、WHO(世界保健機構)が提唱する「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。2013年の厚生労働省の発表では、平均寿命と健康寿命の差が、男性で9.02年、女性で12.4年。人生最後の10年前後は、なんらかの健康上の問題による日常生活の制限を抱えて生きているということになる。
誰しも年とともに健康問題は発生してくるものだが、特に足や腰などの運動器の機能低下は、「ロコモディブ・シンドローム(運動器症候群)」として、要介護や寝たきりのリスクを高める大きな要因となっている。
ロコモティブ・シンドロームを予防し、健康寿命を延ばして平均寿命との差を縮めることこそが、人生100年時代の自分と家族の幸せにつながるのだ。
■健康寿命を延ばすために、今すぐ始められることとは?
健康寿命は、生活習慣に左右される。健康寿命を延ばすためには、栄養バランスのとれた食事と充分な睡眠、そしてなによりも体を動かす適度な運動習慣が必要になる。
ただし、毎日なにかしらの運動を続けることは意外と大変なこと。仲間や道具や場所の確保が必要な運動はなおさら、簡単に習慣化することは難しい。
でも、「歩くこと」ならどうだろうか?
多くの人にとって、歩くことは日常的な移動手段でもある身体活動。特別な道具も不要で、なにより確実に習慣化できる運動だ。
■ただし、間違った歩き方には要注意。効果半減どころか……
ここで大切になるのが、歩き方だ。
というのも、歩くときの体の使い方が間違っていると、本来使われるべき筋肉が活性化せず、運動効果が低くなってしまう。それどころか、間違った歩き方を続けていると、腰痛を引き起こしたり、股関節や膝に過度な負担をかけたり、腰回りに余分な皮下脂肪をつけてしまう原因にもなりかねない。
なによりも、「正しい歩き方」で歩くということが重要なのだ。
■正しい歩き方とは、どんな歩き方か?
答えは、「体幹」をしっかり使った歩き方だ。
体幹とは、頭と手足を除いた胴体の部分。プロスポーツの世界では常識となっている体幹トレーニングだが、普通の人にも体幹を意識して使うメリットはたくさんある。
というのも、体幹には全身の約半分の筋肉が集まっているので、体幹を効率よく使うことで、腰痛や肩凝り予防、生活習慣病の改善、ダイエット、猫背やガニ股の矯正、さらにアンチエイジングまで、日常生活で起こりがちな身体的トラブルの解決が可能になるのだ。
■自分が体幹を使えているかをチェック
まずは、次の10項目をチェックしてみよう。
(1)鏡で自分の姿を見たとき猫背になっている
(2)肘を回したとき肩甲骨がうまく動かせない
(3)両方の肩甲骨にしっかり指が入らない
(4)立ち姿を横から見たとき、骨盤が後傾している
(5)壁に手をついて体を斜めにしたとき、体をまっすぐにできない
(6)まっすぐ立って横から押されるとふらつく
(7)椅子から立ったり座ったりするとき、膝や椅子の肘掛けに手をついている
(8)パソコン作業をするとき、背もたれを使ってだらしなく座ることが多い
(9)電車にのっているとき、つり革をつかまないと立っていられない
(10)首や肩がいつも凝っている
チェックが2つ以下の人……普段から体幹が使えている。
3~7つチェックがついた人……要注意。
8つ以上チェックがついた人……ほとんど体幹が使えていない。
■3つ以上にチェックがついた人にオススメな「体幹ウォーキング」
残念ながら、3つ以上にチェックがついた人は、体幹が使えていない=正しく歩けていないということになる。
そんなあなたにオススメするのが「体幹ウォーキング」だ。
体幹ウォーキングとは、体幹の骨格と体幹にある大きな筋肉群を有効に使う正しい歩き方。ポイントは、
(1)肩甲骨をしっかり動かし
(2)骨盤から脚を出し
(3)丹田を意識して歩くこと。
体幹をしっかり使って歩く体幹ウォーキングなら、肩甲骨周辺やお腹、お尻の大きな筋肉群が発達するので筋力が向上し、骨の強化が期待できる。筋肉と骨でバランスよく体を支えることができるようになるので、「立つ」「歩く」などの運動が楽になり、ロコモティブ・シンドロームの予防になるのだ。
そのうえ、痩せやすくなる。
頑張って歩いているのに、いっこうに痩せないという人にもオススメの歩き方だ。
■体幹ウォーキングで痩せるメカニズム
なぜ、体幹ウォーキングだと痩せるのか?
まず、肩甲骨をしっかり動かすことで、体脂肪燃焼を促進する「褐色脂肪細胞」を活性化することができる。体温を保つために体内のエネルギーを熱に変える作用のあるこの細胞は、存在する場所が首回り、腋の下、腎臓などに限定され、なかでも日常生活で動かしやすいのが肩甲骨周辺なのだ。
また、体幹ウォーキングであれば、体脂肪がもっとも燃焼する心拍負荷ゾーンの速度で歩くことができる。1分間に120歩の負荷速度で歩き続けることは、体幹をしっかり使えていないと難しい。
さらに、大きな筋肉群が発達するので、基礎代謝が上がる。基礎代謝が上がれば、運動していない場面でもより多くのエネルギーが消費されるので、痩せるだけでなく、太りにくい体質に変わるのだ。
そして、何よりも続けられる。
いつもの歩きを見直すだけなので、1日1万歩というノルマに縛られることなく、歩く時間すべてを運動にできるのだ。
■一生役立つ正しい歩き方
この体幹ウォーキング指導の第一人者である、金哲彦氏の新刊『正しく歩いて体をリセット 体幹ウォーキング』が、株式会社学研プラス(東京・品川/代表取締役社長:碇 秀行)より発売された。
オリンピックメダリストから市民ランナーまで多くのアスリートを指導し、テレビ・ラジオのマラソン解説でもお馴染みの金哲彦氏は、「体幹」という言葉が一般に広がる前から、体幹を使ったランニング&ウォーキングの重要性を提唱してきた。
本書は、歩き方のセオリーから、体幹にスイッチを入れるコツ、セルフチェック法、効果的なフォームの整え方、歩くリズムと呼吸など、体幹ウォーキングを完全にマスターする方法を、丁寧にわかりやすく解説している。
健康で幸せな人生100年時代を迎えるために、あなたもこの機会に「体幹ウォーキング」で、颯爽と歩いてみてはいかがだろう。
※株式会社学研プラスは株式会社学研ホールディングスのグループ会社です。
【著者プロフィール】
金 哲彦(きん・てつひこ)
プロ・ランニングコーチ。NPO法人ニッポンランナーズ理事長。
1964年、福岡県北九州市に生まれる。早稲田大学時代は、名将・中村清監督の下、箱根駅伝で4年連続山登り5区を担当。区間賞を2度獲得するなど、早稲田の2連覇に貢献する。1986年、リクルートに入社し、ランニングクラブを創設。87年大分毎日マラソンで3位、89年東京国際マラソン3位など選手として活躍。1992年、同クラブのコーチとなり、小出義雄監督とともに有森裕子、高橋尚子などトップアスリートの強化に励む。1995年、監督に就任。
2002年、NPO法人ニッポンランナーズを創設。オリンピック選手から市民ランナーまで、幅広い層から支持を集めるプロ・ランニングコーチとして活躍するとともに、テレビやラジオのマラソン・駅伝・陸上競技中継の解説者としてもおなじみ。ランニングやウォーキングを通した健康維持に関する講演も多数行う。
『「体幹」ランニング』(講談社)、『金哲彦のウォーキング&スローラン』(高橋書店)、『走る意味』(講談社現代新書)、『からだが変わる体幹ウォーキング』(平凡社新書)、『今日から始めるウォーキング&ランニング』(PHP研究所)など著書多数。
[商品概要]
「正しく歩いて体をリセット 体幹ウォーキング」
金哲彦・著
定価:本体1200円+税
発売日:2017年9月19日発売
判型:四六判/184ページ
掲載内容:
電子版:あり(同時配信)
ISBN:978-4-05-800832-4
発行所:(株)学研プラス
学研出版サイト:http://hon.gakken.jp/
【本書のご購入はコチラ】
Amazon http://amzn.asia/go4OnCU
楽天ブックス http://books.rakuten.co.jp/rb/15082475/
セブンネット https://7net.omni7.jp/detail/1106800009
学研出版サイト http://hon.gakken.jp/book/2380083200
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