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(2018/5/8)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:サクサホールディングス株式会社
~ユニバーサルデザインに取組む成田空港施設に採用~
サクサホールディングス株式会社のグループ会社であるサクサプレシジョン株式会社(代表取締役社長 堀井久嗣、以下「サクサプレシジョン」という。)は、総務省消防庁のまとめた「光警報装置の設置に係るガイドライン」に沿った、日本消防検定協会における型式適合評価第1号の光警報装置「FB210」を昨年から販売しており、今回新たに型式評価に適合した光警報制御装置FP-510」を加え、「光警報システム」として販売してまいります。
「光警報装置」は、自動火災報知設備等の警報出力を受け、点滅する光により火災の発生を知らせる装置です。「光警報装置」の点滅警報は、火災を知らせたり避難誘導したりできる人が聴覚障がい者の近くにいない場所で火災警報をする有効な警報手段です。日本国内では、一定規模以上の駅や空港の他、老人ホーム、障がい者入所施設などで、火災発生時に火災の発生を自動検知して知らせる警報ベルなどを設置するよう義務付けられておりますが、聴覚障がい者等は、ベル音で火災を察知することができないため、音以外による報知が課題となっておりました。
音以外の報知による火災警報としての「光警報装置」は、欧米をはじめとする諸外国では一定の建物に対して設置義務を課しているところもあり、特に米国の規格に基づく製品については、米国のみならず他の国においても広く普及しております。
このような中で日本国内でも公共的な施設に対して光警報装置の導入、普及を促進し、火災に対する高齢者や聴覚障がい者の効果的確保することにより、安心、安全な社会の実現が期待されておりました。
これまでサクサプレシジョンでは、総務省消防庁発行の「光警報装置の設置に係るガイドライン」(平成28年9月)に準拠した製品を開発・販売しており、「光警報装置」の普及に努めてまいりました。今回販売開始する「光警報制御装置」は、広域エリアで点滅する光の同期を図る制御装置(照度の高いフラッシュによる「光感受性てんかん発作」を防止)「光警報装置」同様、日本消防検定協会の型式評価に適合しております。
世界各国から多くの人が訪れる2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、ユニバーサルデザイン導入に向けた動きも活発化しており、「光警報システム」提供、火災に対する高齢者や聴覚障がい者の安心、安全の実現に向け取組んでまいります。
■成田国際空港のトイレ施設に光警報装置を導入(国内大型公共施設初設置)
成田空港株式会社では、訪日外国人のお客様をはじめ、すべてのお客様に選ばれる空港づくりに向けて、ユニバーサルデザインへの取組みを強化しています。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、より良い施設やサービスの充実を図っており、今回旅客ターミナル内のお客様用トイレを全面リニューアルするのに伴い、トイレへのユニバーサルデザイン化の設備ならびに火災報知設備として、国内大型公共施設で初めて設置されました。
■システム構成図(例)
▼[プレスリリース]
https://prtimes.jp/a/?f=d29473-19-pdf-0.pdf
本件に関するお問い合わせ先
サクサプレシジョン株式会社
営業部 :高村(たかむら) TEL:03-5312-6401
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