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(2018/7/10)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:GrabTaxi Pte Ltd
東南アジア初となる日々の生活に必須のスーパーアプリの構築を目的
●GrabPlatformはパートナー企業がサービスをGrabへ統合するための一連のAPI
●日々の生活に欠かせないサービスをGrabアプリへ追加。オンデマンド食材デリバリーサービスであるGrabFreshのベータ版を今月公開
●新しいインターフェースと共に、Grabは日々の生活に欠かせないスーパーアプリとしてリニューアル。サービスや情報が正確に必要なときに利用可能に
Grabは本日、同社オープンプラットフォーム戦略の一環として、東南アジアで初となる、日々の生活に欠かすことのできないスーパーアプリ*の構築を目的としてGrabPlatformを発表しました。Grabは業界の一流パートナー企業と共に、日々の生活で多く利用されるサービスの機能をGrabアプリへ拡充して参ります。GrabPlatformを通じ、Grabのパートナー企業はGrabアプリへ自社のサービスを統合することが可能となります。物流や決済といったGrabの技術の構成要素へアクセスすることを可能にする一連のAPIであるGrabPlatformを通じ、パートナー企業はGrabのユーザーベースや東南アジア最大の販売網を活用し、東南アジア全域へ効率よくサービスを拡大することが可能となります。
*複数のアプリの機能を集約した高機能なアプリ
「GrabPlatformは東南アジアの全ての経済価値を増幅させます。それはGrabが単体で生み出すことができる経済価値を遥かに上回ります。」Grab CEOアンソニー・タン
加えて、Grabは同社最新のサービス、GrabFreshを発表しました。GrabFreshはオンデマンド食材デリバリーサービスであり、Grabのアプリ内で利用可能です。GrabFreshは上述のGrabPlatformを活用し、東南アジア一位の食材デリバリー企業であるHappyFreshのサービスを統合した結果生まれました。Grabは今月より、東南アジア最大の家計支出である食材の領域へ事業を拡大し、東南アジアにおいて日々の生活に欠かせないスーパーアプリになるべくさらなる一歩を踏み出します。
日々の生活に欠かせないスーパーアプリとなるというGrabのビジョンは、この刷新された新たなGrabアプリの誕生でより実現に近づきました。ユーザーは、サービスの利用だけでなく、正確に必要な時に、関係する情報にアクセスできる全く新しいGrab体験を経験できます。Grabに新しく備わったホームスクリーンの機能では、シングルタップで決済やナビといった日々の生活に欠かせないサービスに簡単にアクセスできる他、ラマダンの期間中に最寄のモスク(イスラム教の寺院)はどこであるかといった情報や、ワールドカップの最新のスコアは何であるかといった、ユーザーに位置情報に基づいたロケーションレビューや季節に関係した情報、ニュースをフィードしてくれます。
GrabPlatformの公開はGrabにとって記念すべき創業6年目の年に実施されました。
● Grabは2018年7月7日、ライドシェアサービスの利用回数が20億を突破:10億に達するまでは5年と4ヶ月の年月を要したが、20億に達するまでは僅か9ヶ月
● Grabは東南アジアにおいて2018年内に10億米ドルの売上を達成する最初の企業となる見込み
● 輸送事業は過去12ヶ月でGMV(総流通総額)が2倍以上になる等、現在も急速に成長している
● 成長の目覚ましい新規事業:GrabFoodは第2四半期に2カ国から6カ国へ事業拡大し、GMVは過去12ヶ月で9倍に成長した
● 2018年1月から5月までの5ヶ月間で、Grab Financialの総決済額は2倍以上となり、現在東南アジアのモバイルペイメントプラットフォームを牽引するサービスとなった
Grab CEO兼共同創設者、アンソニー・タンは次のように述べています。「私たちは過去6年間、テクノロジーの改善と顧客層の拡大に尽力してきました。私たちの強みはこれまでに提供したGrabのサービスで証明されています。私たちの提供するサービスは、タクシー業者向けの配車予約プラットフォームとしての技術の活用から、Eコマース企業向けのデリバリードライバーの提供にまでに進化しました。今こそパートナー企業に私たちが最も得意とするサービスを提供し、ゆくゆくは東南アジア全域に弊社のオープンプラットフォームのエコシステムを展開するときです。モバイル端末ダウンロード数一億回を越えるアプリをベースに、710万人ものドライバーのネットワーク、デリバリーパートナー、小売店やエージェント、確立された決済手段およびバックエンドテクノロジーを有する私たちほどこの地域において他のスタートアップやビジネスの成長、拡大を支援できる会社はないでしょう。」
GrabFreshで食材を1時間以内に配達
人々は通勤、昼食、配達、買い物の決済にGrabを利用します。同様に、GrabFreshを利用してレジの前の長蛇の列に並ぶ手間をかけずに家族のために食材を購入することが可能になります。
HappyFreshとパートナーシップを結ぶことにより、Grabをご利用のお客様は自宅に居ながら食材を購入することができます。生鮮食品および冷凍食品もお買い上げいただく商品に多く含まれることからGrabExpressドライバーおよびデリバリーパートナーが自宅の玄関に1時時間以内、あるいは事前に指定された時間にお届けに上がる体制を敷いています。
HappyFreshの能力を備えたGrabFreshは付加価値のあるサービスを提供します。
● 50の大手スーパーマーケットチェーンおよび特選品取り扱い店チェーンが提供する10万点を超える食材のセレクションを提供します。
● 生鮮食材等の品質の見極めに長けたパーソナルショッパーがお客様のご要望に沿った商品をピックアップいたします。また、商品にご満足いただけなかった場合はその場で受け取りを断ることも可能です。
● 必要な時に簡単操作で、フレキシブルに自宅の玄関に食材を届けに上がります。
HappyFresh CEOギエム・セガーラは次のように述べています。「東南アジアにおいて食材のデリバリーは大きな商機を秘めています。弊社の調査によると、食材デリバリーアプリのユーザーの7割以上が週に1度、自分が慣れ親しんだストアで買い物をします。ユーザーは好みの品が必要な時に購入できることを望んでいるのです。GrabFreshは他の既存の食材デリバリーサービスと比較して、最も広範な食材のセレクションを提供しています。Grabは考えうる限り最高のパートナーです。Grabが提供する大勢の配達ドライバーのお陰で、デリバリースロットの追加と、デリバリー時間の改善が可能となります。加えて、効率的な事業の発展、および国際展開も可能となります。そのため、私たちは修練を積んだパーソナルショッパーを通じてお客様に最高のカスタマーエクスペリエンスを提供するという、弊社の強みに集中することができるのです。」
GrabFreshは今月よりジャカルタ(インドネシア)でベータサービスの提供を開始いたします。2018年末までにタイ、マレーシアでもサービスを開始する予定です。また、その他の国にも順次サービスを展開して参ります。
GrabPlatformで早期に事業拡大し、日々何百万人ものお客様にサービスを提供
Grabは業界の一流パートナー企業と連携し、消費者の日々の生活に最も重要なサービスを提供します。またGrabには、より多くのマイクロ起業家や小規模事業者が収入を得る機会を提供できる可能性もあります。
GrabPlatformは、輸送や物流、決済、ユーザー認証、メッセージ送受信、情報、マッピングなどのGrabのテクノロジーへのアクセスを可能にする一連のAPIです。
GrabPlatformにより、パートナー企業はGrabの中核的資産にアクセスできます。東南アジアではこのような資産を提供できる企業は他にはなく、その中には、東南アジア最大となる710万人の運転手や配送パートナー、エージェント、小売店網に加え、東南アジア8カ国225都市に展開する幅広い事業領域、東南アジア市場向けの多くの技術や製品が含まれます。
アンソニー・タンは次のように述べています。「東南アジアは2050年までには、世界第4位の経済になるでしょう。中流階級が増加し、テクノロジーインフラが世界に追いつくなか、企業は変化する新興国市場のチャンスに素早く適応しなければなりません。Grabの資産とパートナー企業の専門性を組み合わせれば、Grabもパートナー企業も共に最も効率的かつ迅速に成長し、さらに多くの東南アジアのお客様に日々サービスを提供できるようになります。」
GrabPlatformのパートナー企業は、数多くの方法でGrabと協働し、事業運営上の複雑さを緩和させつつ自社の事業の成長に注力することができます。
GrabPlatformへの組み込み:パートナー企業は、HappyFreshが提供するGrabFreshのように、より多くのサービスをGrabのユーザーに直接提供できます
GrabPlatformを使った事業強化:パートナー企業は、自社のウェブサイト、あるいはアプリにGrabのテクノロジーや製品を統合できます。パートナー企業が統合できる製品には、モバイル決済用のGrabPay、配送用のGrabExpress、ユーザー認証用のGrabProfilesなどがあります。
GrabPlatformを通じたエンゲージ:パートナー企業は、Grabのニュースフィード、レビューやプロモーションなどの有益なコンテンツを通じたGrabRewardsのロイヤリティープログラム経由でGrabのユーザーと積極的にエンゲージできます。
Grabで毎日スーパーアプリ体験を
Grabの製品部門トップのジェラルド・シンは次のように述べています。「当社の目標は、東南アジアの1つのアプリが、日々の必要なものすべてを必要なときにいつでも、お客様が必要だと気づく前に提供することです。Grabのお客様は、東南アジアで最も使い勝手のいい日々の生活に欠かせないスーパーアプリとして、買い物や電気水道光熱費の支払い、エンターテインメントなどの素晴らしいサービスを利用できます。」
Grabは食品デリバリーのほか、インドネシアでプリペイド携帯電話の料金チャージサービス「Pulsa」も提供しています。
Grabのアプリには、忙しいときでもその地域に最適且つ有益で、ためになるニュースフィードが見られる機能が備わっています。ニュースやレビュー、エンターテインメント情報を提供しているため、Grabのユーザーは近くの飲食店あるいはショッピングモールのレビューを見たり、現地プロデューサー選りすぐりのショートムービーを視聴したり、ゲームで遊んだりすることができます。コンテンツは特定のイベントに合わせて提供されます。例えば、ラマダン中の断食明けはいつか、雨季に車を使うべきか、それとも自転車に乗るべきかといった内容のものがあります。
Grabはまた、Yahooとコンテンツパートナーシップを開始しました。Grabのユーザーは今月から、シンガポールやマレーシア、フィリピンでいつでも最新のニュースを読むことができます。他国の現地ニュースメディアとのパートナーシップも近日中に発表予定です。
Oathのインド・東南アジア・香港・日本マネージングディレクターのリコ・チャンは次のように述べています。「Yahooは、Grabがシンガポールやフィリピン、マレーシアでホームスクリーン体験を刷新する中、これらの国でGrabと協業でき、大変喜ばしく思います。Grabは同地域のユーザーへの深い理解のもと、常に革新を続け、まさに顧客が求めるものを提供してきました。弊社はGrabの利便性を活用し、ユーザーがYahooに求める信頼できるコンテンツを届けると同時に、さらに多くのユーザーに情報、エンターテイメント、つながりを提供する機会を楽しみにしています。」
ご興味をお持ちの企業や起業家の皆様は、Grab Ventures(https://ventures.grab.com/)を通じて、GrabPlatformに参加可能です。
Grabの新機能はシンガポールとインドネシアにてiOS版では本日より、アンドロイド版は7月18日から利用を開始します。他国においては第3四半期までには開始する予定です。
Grabについて
Grabは、東南アジアにおいて最も利用されるO2Oモバイルプラットフォームであり、消費者へ日々の生活に欠かせない重要なサービスを提供しています。交通、食、ショッピング、そして一元化されたE-ウォレットで簡単に支払いが可能です。Grabは東南アジアはデジタル経済の恩恵を受けるべきだと考えています。Grabは安全且つ安価な輸送サービス、食品デリバリー、モバイルペイメント、金融といったサービスへのアクセスを提供しています。Grabは現在、シンガポール、インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジアに事業展開しています。詳細は、こちらhttp://www.grab.comをご覧ください。
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