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現代オーストラリアの多様な姿を伝える 『オーストラリア now 』企画の注目3イベント実施

(2018/10/4)

カテゴリ:イベント

リリース発行企業:オーストラリア大使館

現代オーストラリアの多様な姿を伝える 『オーストラリア now 』企画の注目3イベント実施

シドニー・オリンピック開会式を手がけた芸術監督スティーヴン・ペイジ氏も来日決定!

― ユニークな3団体による来日公演 ― ● オーストラリア先住民の歴史とコンテンポラリー・ダンスとの融合 ● 高齢者が舞台で躍動するパフォーマンス ● 障がい者や失業者の目線を、東京の真ん中で表現


在日オーストラリア大使館は、現代オーストラリアの姿を広く伝えるために豪政府が主催する「オーストラリアnow」(※1)企画の一環で11月に予定している「バンガラ・ダンス・シアター」来日公演に伴い、シドニー・オリンピック開会式の先住民パートの演出も手掛けた同カンパニーの芸術監督スティーヴン・ペイジ氏が来日することをお知らせいたします。

「バンガラ・ダンス・シアター」はオーストラリア先住民の6万年以上に及ぶといわれる歴史と文化にコンテンポラリー・ダンスを融合させ、国際的にも高い評価を得ているダンス・カンパニーであり、代表作2作品を日本で公演します。

違いを受け入れる柔軟性と、様々な価値観やライフスタイルを尊重し、多様性溢れるカラフルな社会、オーストラリア。いくつもの異なる視点を生み、新たな価値を生み出してきた土壌で培われたユニークな演目の来日公演が実現します。現代オーストラリアの多様性を巧みに表現し、世界のアートシーンにも大きな影響を与えている3作品が「オーストラリアnow」企画の注目のイベントです。日本が直面する社会課題ともリンクする、ハイレベル且つ意義深い作品群です。

(※1)「オーストラリア now」について
2018年4月から11月にかけて、オーストラリア政府が日本で展開する集中プロモーション・プログラム。在日オーストラリア大使館が中心となり、「イノベーション」「ライフスタイル」「文化・芸術」の 3 つのテーマの下、オーストラリアの今の姿を日本の皆さまに広く紹介する目的で、約40のイベントが日本各地で企画・開催されています。最新情報: https://australianow2018.com/

演目:『Spirit 2018 』『I.B.I.S』
出演:バンガラ・ダンス・シアター

【先住民6万年以上の歴史とコンテンポラリー・ダンスが融合。先住民カンパニーと監督の貴重な来日】
開催日時:2018年11月9日(金)19:00、10日(土)15:00
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール


バンガラ(アボリジナルの言葉で「火をおこす」という意味)・ダンス・シアターは、オーストラリア先住民であるアボリジナル&トレス海峡諸島民によるコンテンポラリー・ダンスカンパニーで、先住民の神話に根ざした独自の世界を追求し、国際的に高い評価を得ています。

2000年のシドニー・オリンピック開・閉会式の先住民パートを演出した同カンパニーの芸術監督、スティーヴン・ペイジ氏が手がけた『Spirit2018』、そしてトレス海峡諸島のマレー島を舞台とした『I.B.I.S』の2作品を公演。18名から成る世界レベルのダンサー達と共に、バンガラを世界で注目されるダンスカンパニーへと押し上げたペイジ監督も来日予定。公演の前には日本の学校の学生とのワークショップも開催予定です。
(イベント情報詳細:公演特設サイト http://www.bangarrajapan.com/

演目:『フロック(ドレス)』
舞踊団名:グレアム・マーフィー&マチュア・アーティスト・ダンス・エクス ペリエンス(MADE)

【老いをポジティブに転換する集団、初来日! 世界的振付家グレアム・マーフィの作品を公演】
開催日時:9月28 日(金)19:00、29日(土)・30日(日) 16:00〈全3公演〉
会場:彩の国さいたま芸術劇場 小ホール



高齢者が舞台で躍動するユニークなダンス・カンパニーが、オーストラリアのタスマニアから初来日。彩の国さいたま芸術劇場が今年から開催する高齢者国際舞台芸術祭〈世界ゴールド祭〉に参加します。同祭では、年齢を重ねたダンサーだからこそ生まれる表現を追求した、オリジナリティ溢れる作品を展開。今回の来日公演では、オーストラリアが誇る世界的振付家、グレアム・マーフィーのオリジナル作品『フロック(ドレス)』を上演します。老いをポジティブに転換するMADE のクリエイティブな活動は、超高齢化社会を迎えた日本の私たちの胸にも訴えかける、奥深いテーマの公演です。
(イベント情報詳細:オーストラリアnow 特設サイト内 https://australianow2018.com/program/the-frock-by-graeme-murphy-matureartists-dance-experience

演目:『スモール・メタル・オブジェクツ』
劇団名:バック・トゥ・バック・シアター

【池袋西口公園が舞台。障がい者や失業者を見つめて見える真理】
開催日時:2018年10月20 (土)– 29 日(月) ※休演日23 日(火)
会場:池袋西口公園



バック・トゥ・バック・シアターは、知的障がいを持つと考えられる俳優によるアンサンブルで、世界的評価を受けているコンテンポラリー・シアター・カンパニーのひとつ。今回の作品「スモール・メタル・オブジェクツ」は、池袋西口公園を舞台に人通りの多い公共の場で展開されます。観客はヘッドフォンから俳優たちの声を聞きながら、人混みの中で展開される個人的なドラマを目の当たりにすることになります。障がい者や失業者など、社会から「生産性がない」という偏見のまなざしを向けられている事実を告発する挑戦的な作品が、本物の都会の中で描かれます。のぞき見的な手法と都会風スリラーが交じり合ったこの作品はまた、人間の価値をお金で測る風潮に対する鋭い視線を投げかけるものです。
(イベント情報詳細:オーストラリアnow 特設サイト内https://australianow2018.com/program/small-metalobjects

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