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凸版印刷、クレジット申込のデジタル化支援

(2018/10/16)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:凸版印刷株式会社

凸版印刷、クレジット申込のデジタル化支援

ゆうちょ銀行「JP BANKカード」の申込受付で「Speed Entry plus for Credit」が採用。ゆうちょ銀行直営店の端末での受付で、クレジットカードの申込プロセスをデジタル化

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、クレジットカード入会手続きのペーパーレス化を実現するASPサービス「Speed Entry(R) plus for Credit(スピード・エントリー・プラス・フォー・クレジット)(※1)」(以下、本サービス)を提供し、多くのクレジットカード会社で利用されています。  このたび、株式会社ゆうちょ銀行(本社:東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長:池田憲人、以下 ゆうちょ銀行)が発行するクレジットカード「JP BANKカード(※2)」の店頭入会業務において本サービスが採用され、2018年10月9日から全国のゆうちょ銀行直営店233店舗を対象に、利用が開始されました。


 従来、ゆうちょ銀行の店頭でJP BANKカードを申し込むには、申込者が所定の申込書に必要事項を記入して行員に手渡しするか、受け取った申込書を持ち帰り、後日郵送するなど、その作業に時間と手間が掛かっていました。また、紙の申込書による引落口座の設定業務では、支店名や口座番号、届出印の印影の確認作業対応などが、受付事務の大きな課題となっていました。
 今回、ゆうちょ銀行は「Speed Entry plus for Credit」を導入することで、クレジットカードの申込者によるタブレット端末上のボタン選択と文字認識エンジンに対応した手書き文字の入力だけで、店頭におけるカード申込手続きをその場で完了することができます。また、運転免許証の撮影により、氏名や生年月日、住所などがOCR機能により自動入力され、申込者の入力負荷が軽減されます。
 さらに、今回より本サービスにインターネット経由での口座振替設定機能が追加され、ゆうちょ銀行の口座保有者で登録情報に変更がない方は、その場で引落口座の設定が完結するため、銀行にとってはバックオフィス業務の大きな効率化が見込めます。

 入力された申込情報はタブレット内で暗号化され、凸版印刷の堅牢性の高いデータセンターを経由し、JP BANKカードの発行委託先クレジットカード会社(JCB、三井住友カード)へ連携されるため、従来の紙での申込手続きに比べて申込プロセスのリードタイム短縮だけでなく、セキュリティ面も大幅に強化されます。

 なお本サービスは、2018年10月25日(木)から26日(金)まで開催される「FIT2018 金融国際情報技術展」(会場:東京国際フォーラム)の凸版印刷ブース(小間番号:EB08)にて展示します。







■ 本サービスによる「JP BANKカード」ペーパーレス申込受付システムの特長
1) 3ブランド8券種の申込手続きを店頭で完結
 JP BANKカードの全ラインナップの申込受付がタブレット端末への入力により店頭で完結し、煩雑な申込書への記入や、後日の書類郵送といった申込者の負荷を削減します。ゆうちょ銀行は、既にブランドプリペイドカード「mijica(ミヂカ)」の入会受付用にタブレット端末を導入していますが、その資産を有効に活用して店頭受付業務をさらに効率化します。

2) 申込者のタブレット端末への入力負荷を軽減
 凸版印刷は、紙帳票に替わる申込手続きのデジタル化に対応した「Speed Entry(R)シリーズ」を、クレジット
カード入会の他にも口座開設や住宅ローンの申込チャネルとして多くの金融機関に提供しています。 その運用実績に基づく凸版印刷のUI/UXの知見を活かし、誰にでも使いやすい画面遷移・入力インタフェースと、運転免許証OCRやフリガナ予測変換などの入力支援機能により、申込手続きに掛かる時間と心理的な負担を軽減します。

3) 申込プロセスのデジタル化により、事務効率化とコスト低減を実現
 タブレット端末によるデジタル入力と発行委託先クレジットカード会社へのデータ伝送により、受付事務において人の手を介していた郵送物の授受や入力不備の確認、エントリー業務などを削減することで、カード発行までのプロセスの短縮と事務コストの低減を実現します。

■ 価格
ASPサービス「Speed Entry plus for Credit」の標準価格
基本初期導入費用:1,200万円から 基本月額運用費用:40万円から
※カスタマイズ費用・オプション利用費用が別途掛かります。

■ 今後の展開
凸版印刷は、ゆうちょ銀行に提供した申込受付システムを全国の地方銀行向けの汎用ASPサービスとして拡販します。また、今後はクレジットカードだけではなくデビットカードの申込受付にも対応することで、2020年度までに関連受注を含め約10億円の売上を目指します。

※1 Speed Entry plus for Credit
金融機関店頭での各種申込やスーパーやサービスステーションなど加盟店店頭におけるクレジットカード・ポイントカードの申込を、従来の申込書への記入に代わり、タブレット端末上での手書き入力や運転免許証券面のOCRによる自動読み取り機能を用いてデジタル入力で完結するペーパーレス申込システム「Speed Entry plus」をベースに、クレジットカード申込のための基本的な入力項目、および各種機能を汎用機能として標準装備したASPサービスです。

※2 JP BANKカード
ゆうちょ銀行が発行するクレジットカードで、JCB、VISA、マスターカードの3ブランドから選ぶことができ、お得な割引サービスや便利な付帯決済サービス、ご利用金額に応じたポイントサービスを提供しています。

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

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