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富士見町開発合同会社とヒルトン、運営契約を締結

(2018/10/22)

カテゴリ:経営情報

リリース発行企業:せとうちDMO

富士見町開発合同会社とヒルトン、運営契約を締結

中四国で初となる「ヒルトン広島」の開業は2022年度を予定

せとうちDMOを構成する株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション(広島県広島市、代表取締役社長:藤田明久 以下、瀬戸内ブランドコーポレーション)、およびヒルトン(米国バージニア州、取締役社長 兼 最高経営責任者:クリストファ J. ナセッタ)は、富士見町開発合同会社とヒルトンが「ヒルトン広島」の運営受託契約を締結したことを発表しました。同ホテルは中国・四国地方で初のヒルトンとなり、2022年度の開業を目指します。


調印式の様子(瀬戸内ブランドコーポレーション 代表取締役社長 藤田明久(左)、 ヒルトン アジア・オーストラレーシア地区 開発担当上席副社長のガイ・フィリップス(右))


今回の契約は、広島市の都心のにぎわいと交流を生み出す高次元都市機能の充実・強化や、さらなる観光振興を図るために、瀬戸内ブランドコーポレーションが県有地等を活用し、国際会議の開催が可能となるスペースを有したホテルの開業を目指して、運営をヒルトンに委託したものです。


また、瀬戸内ブランドコーポレーションは、ホテル建設にあたり、株式会社せとうち観光パートナーズ(広島県広島市中区基町、代表取締役社長:丹治朋之 以下、せとうち観光パートナーズ)が管理運営する「せとうち観光活性化ファンド」を通じた資金支援も行う予定です。

契約締結にあたり、瀬戸内ブランドコーポレーション 代表取締役社長の藤田明久は、次のようにコメントしています。
「このたび、世界各国で豊富なホテル運営経験を持つ世界ブランドのヒルトンと、『ヒルトン広島』の運営受託契約が締結できたことを心より嬉しく思います。中国四国地方の交通の要である広島に大型宿泊施設を誘致することにより、国際会議の開催を通じ地域経済の活性化に広く貢献するとともに、瀬戸内エリアの滞在型周遊観光の促進と増加する広島の宿泊需要に対応し、より一層の観光客数増加を期待しています。瀬戸内ブランドコーポレーションは、せとうちDMOとしてせとうち観光推進機構とともに、引き続きエリア内の観光産業発展のため取り組んで参ります。」

また、運営を受託したヒルトンのアジア・オーストラレーシア地区 開発担当上席副社長のガイ・フィリップスは、「日本の中国・四国で初となるヒルトンを広島に開業できることになり、大変光栄に思います。中国・四国地方で最大の都市の広島には観光やビジネスで多くの人が訪れます。受賞歴を誇り世界中に約7,800万人の会員を持つゲスト・ロイヤルティ・プログラム『ヒルトン・オナーズ』のネットワークを活かし、お客様に特別な体験をご提供することで、広島の経済活性化に貢献できると信じています」と述べています。

また、ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区運営最高責任者であるティモシー・ソーパーは、「広島県を訪れた観光客は、2017年まで6年連続して過去最高を更新しています。[1]日本での55年以上のホテル運営経験を活かしながら、グローバルかつ先進的なベストプラクティスをもって、せとうちエリアの経済成長に貢献していきたいと思います」と語りました。


「ヒルトン広島」は広島市中心部の富士見町地区に位置し、世界遺産の原爆ドームや繁華街が徒歩圏内の立地にあり、約6,400平米の敷地に、約415室の客室、最大約1,300平米の会議施設、料飲施設やスパ、プールなどを設け2022年度の開業を目指します。

株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションについて
瀬戸内地域を中心とした金融機関と域内外の事業会社計46社の出資を得て設立。せとうち観光推進機構と緊密な連携をとり、プロモーションを通じて創出した観光需要の受け皿として自主事業を展開するほか、事業者に対する事業開発支援、98億円の観光活性化ファンドを活用した経営支援や資金支援を行い、瀬戸内地域の価値の最大化を目指しています。


一般社団法人せとうち観光推進機構について
瀬戸内地域7県(兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県)の行政と民間の事業会社が参画。綿密な調査に基づくマーケティング戦略により瀬戸内の魅力を国内外の人々に発信し、新たな観光需要を創造しています。また、地域の事業者による新たな観光プロダクト(観光サービスや地域産品等)の開発促進にも取り組んでいます。

せとうち観光活性化ファンドについて
瀬戸内地域7県(兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県)の地方銀行および株式会社日本政策投資銀行と株式会社海外需要開発支援機構の出資により組成されました。瀬戸内ブランドコーポレーションは、せとうち観光活性化ファンドを活用した資金調達や事業者支援の決定・実行を行い、せとうち観光パートナーズは、せとうち観光活性化ファンドの管理運用を行っています。

富士見町開発合同会社について
ホテル開発を目的に、瀬戸内ブランドコーポレーションが設立した特別目的会社です。

ヒルトンについて
ヒルトンは、世界106ヵ国に5,400軒以上(約880,000室)のホテルとタイムシェア・プロパティを展開しているホスピタリティ業界のグローバルリーダーです。ヒルトンは、世界で最もおもてなしの心に溢れた企業であることをミッションに掲げ、いつでも全てのホテルの全てのお客様に対して特別な体験を提供しており、現在、14のグローバル・ブランド・ポートフォリオ(ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ、ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツ、コンラッド・ホテルズ&リゾーツ、キャノピーbyヒルトン、キュリオ・コレクションbyヒルトン、ダブルツリーbyヒルトン、タペストリー・コレクションbyヒルトン、エンバシー・スイーツbyヒルトン、ヒルトン・ガーデン・イン、ハンプトンbyヒルトン、トゥルーbyヒルトン、ホームウッド・スイーツbyヒルトン、ホーム2 スイーツbyヒルトンおよびヒルトン・グランド・バケーションズ)を展開しています。(日本では、コンラッド・ホテルズ&リゾーツ、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ、ダブルツリーbyヒルトン、キュリオ・コレクションbyヒルトンの4ブランド・16軒のホテルを展開)また、受賞歴を誇るゲスト・ロイヤルティ・プログラム「ヒルトン・オナーズ」を運営しており、ヒルトンの公認予約チャネル経由で直接予約したヒルトン・オナーズ会員は、支払いの一部にポイントを使えたり、会員限定割引、無料Wi-Fiなどをご利用いただけます。

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ホテル事業計画概要
所在地    広島市中区富士見町11-4、11-5、11-14、11-15、11-18(地番)
開業時期 2022年度
敷地面積 6,402.95平方メートル (登記簿面積)
館内施設 オールデイダイニング含むレストラン・ラウンジ・バー(4)、屋内プール(1)、エグゼクティブラウンジ(1)、フィットネス(1)、スパ(1)、チャペル(1)

[1] 広島県、『平成29[2017]年 広島県観光客数の動向』、平成30年7月

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