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(2019/1/17)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:アサヒ飲料
アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 岸上克彦)は、「カルピス」100周年施策の一環として、“「カルピス」絵本の家プロジェクト”の活動を展開していきます。
地域と世代をつなぐ“「カルピス」絵本の家プロジェクト”
「カルピス」は長きにわたり、ひなまつり時期に「カルピス」と絵本を全国の幼稚園・保育園に贈る“「カルピス」ひなまつりプレゼント”を実施してきました。
“「カルピス」絵本の家プロジェクト”は絵本をテーマに、ESG活動、商品、店頭施策を展開し、社会全体で子どもたちの成長を祝う機会を創出する活動です。本プロジェクトには、有識者を含めた7名のサポーターに加え、10団体の絵本読み聞かせボランティアが応援隊として参加し、アサヒ飲料と共に活動を盛り上げていきます。
[ESG活動] 全国の絵本読み聞かせ団体を 「応援隊」としてネットワーク化し、協同で 地域住民を対象とした“「カルピス」絵本の家応援隊読み聞かせイベント”を開催。
[商品] 2019年「カルピス絵本」のイラストをパッケージに描いた期間限定デザイン パッケージを発売。
[店頭施策] 量販店頭イベントとして大型版の「カルピス絵本」の読み聞かせイベントを開催。
子どもたちのすこやかな成長を願うESG活動
共働き世帯の増加による親子コミュニケーション時間の減少や、地域間、世代間の交流の希薄化などを背景に、未来を担う子どもたちを社会全体で育てていくことが重視されています。
アサヒ飲料は、100周年のテーマのひとつである「想いをつなぐ」活動を、ESGへの取組みとしても実施していきます。ひなまつり時期に向け、全国10ヵ所で、子どもたちに人気のあるアニメ作品の声優による読み聞かせ団体や、全国で地域に根ざし活動しているアクティブシニアを含む読み聞かせボランティア(応援隊)と連携し、「カルピス絵本」の読み聞かせイベントを開催します。
また、イベントに参加したお子さまには、2019年の「カルピス絵本」をデザインした、絵本パッケージ「カルピス」、「ミニ絵本」、「オリジナルじゆうちょう」をプレゼントします。
「カルピス」ブランドは、この活動を通じて、子どもたちのすこやかな成長を願うひなまつりを“家族だけでなく地域全体でこどもの成長をお祝いする日に”をコンセプトに、地域間・世代間コミュニティの場を創出していきます。
読み聞かせイベント風景
参加した子どもたちへのプレゼント
ひなまつりに向けた「カルピス」絵本ラベル
「カルピス」 100周年のスタートとなるひな祭りに向け、“ 「カルピス」絵本の家プロジェクト”のデザインラベルを展開します。100周年のロゴも加え、商品を通して、「カルピス」が培ってきた歴史と100周年とプロジェクトの認知向上を図っていきます。
(C)まえはらあきこ
読み聞かせイベントを店頭でも拡大実施
店頭施策では、2019年の「カルピス絵本」を大型絵本とし、読み聞かせイベントを量販店11店舗(予定)で実施していきます。
ひなまつり時期に行っている「カルピス」ブランドのESG活動を店頭にも広げ、コミュニケーションを図っていくことで、100周年を盛り上げていきます。
<本件に関するお問い合せ先>
アサヒグループホールディングス株式会社 広報部門 電話:03‐5608‐5126
<お客様からのお問い合せ先>
アサヒ飲料株式会社 お客様相談室 フリーダイヤル: 0120‐328-124
参考
特設ホームページで読み聞かせイベント参加者を募集
“「カルピス」絵本の家プロジェクト”ホームページ
(https://www.asahiinryo.co.jp/calpisehon/)
を2019年1月11日より公開し、「『カルピス』絵本の家応援隊読み聞かせイベント」の実施概要を紹介するほか、参加者を募集します。
また、イベント参加者などから寄せられた「子どもの成長を祝うメッセージ」や「未来への願い」などを“つるしびな”に見立てて掲載していきます。
ホームページを通じて、「カルピス」絵本の家プロジェクトの様々な活動の様子を紹介し、お客さまにわかりやすく親しみやすいサイトとして、積極的に活用していきます。
アサヒ飲料はサスティナビリティの向上を目指したESGへの取り組みを強化することで経営理念の実現を目指しています。
“「カルピス」絵本の家プロジェクト”応援隊読み聞かせイベントスケジュール
応援隊団体名 実施日時 実施場所 参加方法
*問い合わせ先*
「カルピス」絵本の家プロジェクト事務局((株)絵本ナビ内) e-mail: ml_calpis@ehonnavi.net
【サポーター】
●スペシャルサポーター
きむらゆういち(絵本・童話作家)
●プロジェクトサポーター
愛河 里花子(声優/NPO法人「声と未来」 理事長)
景山 聖子(JAPAN絵本よみきかせ協会理事)
安藤 哲也(NPO法人ファザーリング・ジャパン ファウンダ―/代表理事)
田島 信元(白百合女子大学 人間総合学部発達心理学科教授)
藤原 佳典(東京都健康長寿医療センター研究所社会参加と地域保健研究チーム研究部長 NPO法人りぷりんとネットワーク理事)
●イベントサポーター
聞かせ屋。けいたろう(読み聞かせ師・作家)
マイトリー(音楽ユニット)
【プロジェクトに寄せて ~サポーターからのコメント~】
白百合女子大学 人間総合学部発達心理学科教授/同大学院文学研究科
発達心理学専攻教授/同大生涯発達研究教育センター(所長)
田島 信元先生
読み聞かせは子どもと大人のこころの成長を育くむ!
「読み聞かせ」活動は、0歳代の半ばから見られる親子の交流の典型であり、その後の子ども自身の「読書活動」につながる活動であり、乳幼児期に親子の間でたっぷりと読み聞かせの体験をすることは、子どものこころを二重の意味で育むことになります。
まず、子どもはことばに敏感に反応する生得的な力を持って生まれてくるので、読み聞かせをはじめとする親の豊かな語りかけは、子どものこころに安心感・安定感を与え、確かな親子の絆を育むことになるのです。そして、この絆意識は、子どもに親をはじめとする他者との積極的な関わりの場を提供することになり、もう一つの生得的な力である「学ぶ本能」が発揮される舞台、土台となって子どもに刺激的な学びの場を提供することになるのです。その結果、子どもの豊かな社会力と言語力、さらには知力・思考力といった根幹的な領域の発達を招くことになります。
このような読み聞かせや、その後に続く読書活動は、是非とも習慣化し、子どもだけでなく、成人期、中年期のお父さん、お母さんもともに読書に親しむことで、高齢期に至るまでの生涯発達の糧にしていくことが可能となる、重要な活動といえるのです。
東京都健康長寿医療センター研究所社会参加と 地域保健研究チーム研究部長
NPO法人りぷりんとネットワーク理事
藤原 佳典先生
絵本がつむぐ、世代と地域のつながりづくり
少子高齢社会や核家族化が進展する中で世代間の断絶やコミュニティの崩壊が危惧されています。こうした中、世代やコミュニティをつなぐことの重要性が高まっています。とは言え、一旦、疎遠になった関係性をつなぎなおすためには、ツールと仕掛けが必要です。ここで言うツールこそが絵本であり、仕掛けが読み聞かせ活動であると言えます。例えば、シニアボランティアは、無数にある絵本の中から自分が伝えたいメッセージの詰まった、珠玉の一冊を届けます。聞き手である子どもたちは、シニアボランティアから絵本を通して、無数の愛と知のシャワーを浴びます。そして、学校や保育園、幼稚園で子どもたちへ真摯に絵本を読んでくれるシニアボランティアに、中間世代である保護者や教師は感謝します。同時に、年をとっても常に学び、精進する人生の先輩の姿に、敬意を表するとともに、退職後の自分の生き方を重ね合わそうとするかもしれません。絵本がつむぐ、世代と地域のつながりづくりは、今こそ、シニアから発進です。
「カルピス」はアサヒ飲料株式会社の登録商標です。
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