ガソリンなど石油製品の構造的な需要減に、市況悪化が追い打ちをかける厳しい環境下での社長就任となった。 それでも過去に関係会社の再建や社内組織の立て直しを手がけ、「損な役回りだと思った...

抗体医薬品製造用培地と体外受精関連製品が2本柱。石油会社の子会社としては異質だが、親会社であるJX日鉱日石エネルギーの歴代トップが常に一目置く存在だ。 まずは国内工場と米国カリフォル...

IHIグループの鉄道車両メーカー。ディーゼル車や三陸鉄道などのローカル線、新交通システムなど“ニッチ領域”に強みを持つ。足元は北陸、北海道新幹線向けの保守車両や鉄道車両の更新需要などで右肩上がりの成長...

JX日鉱日石エネルギーが4月に新設した社内カンパニーの不織布事業トップに就任。不織布の生産子会社、JX日鉱日石ANCI社長も兼務し、製販一体で事業拡大へのタクトを振る。ANCIでは生産技術を磨き、コス...

本社は横浜だが、石油備蓄現場は長崎県の五島列島。巨大なタンクを湾内の海上に浮かべて備蓄している。 「海がものすごくきれいで、水深30メートルの海底まで見ることができる。

川崎重工業向けの受託開発や試作、評価試験が主事業。当面は「業績が好調な川重を支える」ことに重点を置く。中長期的には受け身になりがちな社員の姿勢を改善し、顧客の狙いを聞き出して対応できる“前のめりの技術...

川崎重工業が約75%出資するロータリー除雪車の国内トップ企業。今冬への商談がピークを迎える中、受注は「景気回復や近年の豪雪影響などで順調」に積み上がっている。 商社や川重の車...

「収益や効率でアジアトップのリファイナリー(石油精製工場)を目指す」と意気込む。振り出しは石油プラントの技術者。その後、中枢での需給計画策定や工場経営で実績を積み、JX日鉱日石エネルギ...

コスモ石油の稼ぎ頭である石油開発事業。2月に100%子会社のコスモエネルギー開発として独立。初代社長に就任した。

再生可能エネルギーへの注目が高まるとともに、風力発電のエコ・パワーも勢いが増してきた。 「『明るく活力のある』が運営方針。若い社員も増え、新サイトも3カ所で建設中。

フジクラグループの西日本電線は、電線・ケーブルなどを製造販売する。社長就任以来、社員には「全国展開する地場企業として、フジクラグループの一員として、西電ブランド同様にグループのステータスを高めていこう...

「国内での着実な基盤固めと、海外でジェーシービー(JCB)のカード会員や使える加盟店を増やすことを柱として取り組む」と抱負を語る。国内外で約8400万人いるカード会員を、2017年3月...

日本製紙時代は原材料本部の資材部長や燃料部長などを歴任。2009年からは石巻工場長代理として東日本大震災からの復興を進める一方、同社の野球部部長として選手らを激励した。 新天地ではこ...

クラレ時代はポバールフィルム担当一筋。入社当時は同フィルム事業はごく小規模だったが、その後数年で液晶パネルの偏光板向けに採用が広がり、今ではクラレの柱の一つにまで成長した。 「これま...

電子部品取引を生業とし、現在は家電、自動車用制御基盤の電子機器製造受託サービス(EMS)事業が主力。価格競争力を高める上で重要な部品コストの抑制について、「当社は長年の取引で培った需要...

親会社のADEKAの法務・広報部長を務め、業務・工業用洗剤メーカーのADEKAクリーンエイド社長に就任した。関係子会社も含めて200人以上の従業員を抱える。かつてマーガリンなどの食品事業の営業部長とし...

住友商事では化学品畑を歩んできた。小麦などの食料品を扱うサイロ会社の社長就任には戸惑いもあったが、「約50年の歴史があり、いい会社だと聞いていた。実際、社員の質も高く評判以上だった」と笑顔をみせる。&...

シェア約5割でトップの電動アシスト自転車が売上高の6―7割を占めるメーン商品。町の自転車屋から大手専門店、流通小売り、家電量販などに販路が多様化する中、7月から白物家電担当のパナソニック社内分社の傘下...

「九州に立地している強みを生かして、国内外への製品や部品供給の役割をしっかり果たしていきたい」。デンソー全額出資子会社のデンソー九州社長に就任した。 4月1日付で旧デンソー北九州製作...

神戸製鋼所では人事労政畑を歩んだ。1983―87年の加古川製鉄所勤務時に、所員の職務評価のため所内を一日中駆けずり回った経験が原点。「三現主義を体験し、その後リストラなど厳しい仕事を断行する上で地力に...