9日に入札が行われた輸出価格は円安と韓国の調達増を受け反発したが、関東相場の下値に近い水準で決着。... 国内外にはスクラップの下げ基調が広がるが、輸出価格が当面の関東相場を下支えすると読む向きが多い...

原油価格が高止まりした場合、輸出自体が持ち直しても、企業の業績回復が遅れる可能性がある。アジアの新興国などとの国際分業が進む中で、部品・資材などの中間財輸出の比重が高まり、原燃料の値上がり分を輸出価格...

このような中、輸出相場は主力の韓国・現代製鉄がH2相当を本船渡し価格(FOB)3万3000円で成約。... この1カ月間で関東・輸出相場が急伸し、米国スクラップとの価格差は「一気に縮ま...

スクラップは1月末―2月初旬に底を打ち、高値で推移していた輸出価格に「引っ張られる形で上昇に転じた」(日本鉄リサイクル工業会)。輸出好転で入荷先細りを懸念した電炉が買値(炉前価...

韓国向けの輸出価格が緩やかに上昇。... 輸出向けは4万9300トンを占める。... 流通は「価格転嫁は難しく、スクラップでの調整が現実的」と見るものの、輸出価格を下回れば調達は鈍化を避けられない。

為替が円安に振れたことで製品・スクラップとも輸出環境が好転。... 東鉄は3月契約の製品販価を据え置きとしたものの、輸出不振で積み増された在庫を圧縮するため「海外の上昇基調を見送り、やむなく踏みとどま...

東西の輸出価格が国内相場を上回り、地場電炉が修正に動いた。... 2月に入って関西鉄源連合会や大阪金属リサイクル工業協同組合、関東鉄源協同組合が輸出入札を行い、落札価格がそれぞれ3万800円、3万81...

関東鉄源協同組合が9日に実施した2月契約(船積み期限は4月15日)の輸出向け入札は、平均落札価格が前月比758円安のトン当たり3万834円(H2相当、FAS価格)と反落...

東京製鉄が18日から宇都宮工場の買値(炉前価格)を500円下げ、H2相当をトン当たり3万2000円に改定。... 韓国向け輸出価格が国内相場を下回っていることから、電炉各社が価格調整を...

関西鉄源連合会が実施した12月契約の輸出向け鉄スクラップ(H2相当)入札の落札価格は、トン当たり3万1270円と、11月実施した落札価格を3540円(約13%)...

韓国向けなど輸出マーケットの回復で、底上げムードが醸成され、地場電炉も追従した。... 地場電炉には流通が高値の輸出に走り、入荷が滞ったら困るとの思いがあり、輸出価格の上昇について行った。... 関西...

東京製鉄は宇都宮工場の電炉買値(炉前価格)を7日から1000円引き上げ、H2相当はトン当たり3万500円に改定。... 流通各社も買い入れ価格を見直し、同品種は前週より1000円高いト...

【対米輸出規制】 日本が成長するにつれて諸外国からの風当たりも強まり、78年3月に北米向け数値制御(NC)旋盤やマシニングセンター(MC)について輸出入取引法に...

国内に比べ高値の輸出価格に玉が向き、地場電炉への入荷が細り、在庫減を懸念し特別価格をプラスして入荷を促進する動きがでた。... 9日に実施した関東鉄源協同組合、関西鉄源連合会の輸出入札価格が、それぞれ...

原料となる鉄スクラップは輸出価格が関東相場を上回り、底値感が漂う。

足元の市中実勢価格はベースサイズでトン当たり7万9000―8万円どころ。... ただ原材料の鉄スクラップが、輸出価格の反転で底固め感も出てきたことが、唯一の下支え材料になっている。

大阪地区の鉄スクラップ相場は、9日の関東鉄源協同組合と関西鉄源連合会の輸出落札価格が予想外に高かったことで、底固めの雰囲気も出てきた。10月以降下げ足を速めた市況は、11月に入っても前月比トン当たり1...

関西鉄源連合会が9日に実施した11月契約の輸出向け鉄スクラップ(H2相当)入札の落札価格は、トン当たり2万7730円と、8月実施した落札価格を5430円(約16%...

鉄スクラップの輸出相場に底打ち感が広がっている。関東鉄源協同組合が9日に実施した11月契約(船積み期限は2012年1月15日)の輸出向け入札は、平均落札価格が前月比2973円安のトン当...

国内の高炉・電炉の調達意欲は乏しく、円高で輸出も不振。... しかし、輸出も価格面では韓国向けを中心に交渉が難航。... 「輸出価格の下げ止まりを呼び込む契機になるのでは」(問屋筋)と...