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初回は「氷河氷床―地球の氷に何が起きているのか?

海洋研究開発機構生物地球化学研究分野のフランシスコ・ヒメネス研究員らは、南極のウィルクスランド沖で掘削された海底コアに含まれる破片や粒子を解析し、350万年前を境に東南極の氷床量の変動パターンが変化し...

国立極地研究所の藤田秀二准教授らの国際研究グループは、グリーンランド氷床内陸部で掘削された長さ約90メートルのフィルン(雪と氷の中間状態)コアなどを用いて、積雪が氷に変化していく様子を...

過去の氷床表面の温度を復元する新手法を使うことで、その気温変動の14―20%は、地球軌道の変動に伴う年平均日射量や太陽活動の変動、火山活動や温室効果ガスの変動などで説明できると結論づけた。.....

古気候学は「堆積物や氷床などに残る痕跡を手がかりに気候変動の歴史を復元し、地球環境を造形するメカニズムを明らかにする学問」。

「例えば、南極観測基地の一つであるドームふじ基地で3000メートルの深さから掘り出した氷床には、72万年前の微生物が入っており、このゲノムを解析することで地球環境変動と微生物の進化を解明する。

今後数十年にわたって太陽活動の変動が弱い場合、グリーンランドの気温は北半球全体の温暖化傾向よりも温暖化が進み、氷床の融解が進む可能性があるとしている。 グリーンランド氷床コアの中の気...

氷床の成分を分析した結果分かったもので、12万8000年前から12万2000年前の間に、氷床の厚さが400メートル前後減り、現在よりも約130メートル低くなっていたことも分かった。... 13万年前か...

東京大学大気海洋研究所の横山祐典准教授らのグループは、現在進んでいる南極やグリーンランドの氷床などの融解が、2万年前の氷期から引き続き起こっている氷床融解現象ではなく、温暖化などによる近年特有の現象で...

受賞理由は「過去から将来の気候と氷床の変動メカニズムの研究」。 阿部准教授は、気候と氷床の変動を過去12万年から将来にわたってスーパーコンピューターを使ってシミュレーションし、その変...

博士課程修了(単位取得退学)後は83年11月から85年3月までの第25次南極地域観測隊に参加し、ドームふじまでのルート開拓や氷床掘削に明け暮れた。

極地研究所を中心にした国際研究チームは、温暖化による氷床の融解が進んでいるグリーンランドの氷床コアを分析し、過去4000年の温度変動を復元することに成功した。 ... 研究ではグリーンランド氷...

国立極地研究所などが参加する国際共同掘削計画「北グリーンランド氷床深層掘削計画(NEEM計画)」の研究チームは、北半球で最古となる最終間氷期の氷床コアの掘削に成功した。... 掘削され...

海洋研究開発機構とハワイ大学は東京大学、ベルギー・リエージュ大学と共同で、約10万年前から約2万年前の最終氷期が終わり現在の間氷期に向かう最終退氷期初期(1万7500年から1万5000年前&#...

過去500万年間、とくに270万年前ごろ、地球の気候は北半球にほとんど氷床のない温暖な状態から、4万年から10万年の周期で氷河期が訪れる寒冷な状態へと移っていったと考えられている。

ロリウス博士は極地の氷床コア研究で温室効果ガスと気候変動の相関関係を証明した人物。

クロード・ロリウス博士は南極の氷床コアの分析から過去の地球の気候変動を解明。氷期、間氷期の気候変動と大気中の二酸化炭素(CO2)、メタンの相関関係を見いだし現在の大気中のCO2濃度が過...

グリーンランドや南極で採取した氷床コアの分析結果など、1500年周期説を裏付けるデータを紹介。

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