ものつくり大学製造技能工芸学科の東江真一教授が現在最も力を入れているのは、研削加工液に関する研究だ。... 東江教授は「工作機械が消費するエネルギーの約50%が加工液関連と言われている」として...

潤滑性が高く、油性研削液の代替として使える。... 加工時の摩擦係数が一般的な油性研削液に比べ低い。... 油性研削液のユーザーから悪臭対策の相談を受け、水溶性研削液の開発に着手した。

【名古屋】JPC(愛知県豊田市、鈴木正敏社長、0565・27・2112)は研削液の全量交換を不要にする研削液ろ過装置「ロータリー・マグネット・タンク」を2011年1月に投入する。底部に...

ELID研削装置全体を省スペース化でき、新たな用途開拓などに弾みがつく。... ELID研削は大森研独自の研削法。研削液を供給する際、砥石(といし)と電極との間に電流を流して自動的に砥...

【宇都宮】テクノナカニシ(栃木県鹿沼市、中西良介社長、0289・60・7755)は1マイクロメートル(マイクロは100万分の1)単位の加工安定性を高めた新型のNC内外径...

機械の熱変位を最小にするために高精度な加工液冷却装置を搭載。加工液の飛散防止ガードで工場環境を清潔に保つ。... 外扉方式の欠点である油性研削液の外壁へのタレ防止対策設計に力を入れた。

四国工業は精密部品の研削加工時に発生する砥粒(とりゅう)を水溶性研削液内に循環させることで分離除去する研削スラッジ分離装置の製造を手がける。

【ノリタケカンパニーリミテド/クランクシャフトやギアなど生産効率化】 ノリタケカンパニーリミテドは、自動車部品の製造工程向けに超硬丸鋸切断機と研削液のろ過システムを紹介する。... ...

「モノづくりの応用力があるからできた」と新製品の水溶性研削液内で鉄の切粉を分離する装置について話すのは、産業用機械を製作する四国工業(徳島県藍住町)社長の前野忠勝さん。

研削加工では研削熱による工作物の温度上昇を防ぐために潤滑を兼ねた冷却剤として研削液が使われる。同装置は、研削液をためるクーラントタンク内に切粉が浮く現象によりポンプや配管が詰まり、液の供給が停止するの...

水野さんは砥石の種類や回転数、研削液の種類や濃度、温度など条件を変えて何度も試験を繰り返し、最適条件を見つける。また、砥石や研削液メーカーに「こんなものはできないか」と積極的に提案もする。 「...

研削液や砥石軸の温度を自動で調整できる構造。... 研削できる工具径は3ミリ―20ミリメートル。... 砥石と研削液ノズルを自動交換する装置を標準装備。

【神戸】トリーエンジニアリング(兵庫県川西市、古堤泰次社長、072・755・6788)は、工作機械の研削液などを濾過して廃液を回収する器具「ロ布レス=写真」を発売した。単純構造...

水溶性研削液用の代用に比べ、油性研削液の濾過能力は3倍。... 研削液は水溶性が増えているが、ベアリングやギアなどの高精度仕上げ加工では現在も油性研削液を使っている。同社は油性研削液用の追加で、濾過装...

【東大阪】マイ・テクノス(大阪府東大阪市、森本晃社長、06・6789・8630)は、研削液・切削液を循環し再利用できる濾過(ろか)装置「エコロ・マチック・フィルター」を...

理化学研究所の大森整主任研究員らの研究グループは、10ナノメートル(ナノは10億分の1)精度の分解能を持つ3軸超精密卓上ELID(電解インプロセスドレッシング)研削加工...

■幹と“枝葉” ELID研削は大森素形材研究室独自の研削法。研削液を供給する際、砥石(といし)と電極との間に電流を流し自動的に砥石の目立てができる。研削で鏡面加工を行えることが...

同機は主軸や研削液、機械の温度管理を行い、連続運転時でも加工精度を安定させるという。 ... 「ホブの再研削などにも最適」という。 ... 中でも、大型の立型複合研削盤は船舶用のカムを...

【厚木】牧野フライス精機(神奈川県厚木市、清水大介社長、046・285・0446)は、小径工具向けの6軸工具研削盤「CNS7d型」を完成、11月に発売する。径0・1ミリ―3ミリメートル...

研削液をほぼ100%再利用でき、回収した研削屑も固形化して再利用できる。... 濾過後のスラッジは鉄鋼ペレットと研削液に分離する。... 2年近い稼働実績があり、研削する製品の品質は良好で、研...