各社が重視するのは“フリーアドレス”と“オープンイノベーション”の機能だ。汎用化学品から機能化学品にシフトしてきた化学産業だが、各部門や社内だけにこだわる壁を壊し、新製品の開発や新規事業の迅速立ち上げ...

和賀氏は石化事業が長いが、機能化学や情報電子といった多彩な事業経験が持ち味。... 15年三菱化学常務執行役員。... 三菱化学(現三菱ケミカル)の石化原料事業部長時代に2007年の鹿...

半導体で加速する微細化・多層化ニーズを追い風に、機能化学各社では周辺材料への増産投資が相次いだ。... SUMCOと競合する信越化学工業も静観する姿勢を崩していない。... 機能化学各社は18年も、高...

坂本修一取締役兼常務執行役員は「高機能ポリマー、高機能マテリアルズ、エレクトロニクス事業が製品の差別性を生かして順調に業績を伸ばした」と述べた。 ... 高機能化学のほかアクリロニト...

機能化学各社は中国を中心とした半導体の需要増をにらみ、関連材料事業を拡大する。日産化学工業やトクヤマ、富士フイルムが既存拠点の能力増強を検討し、大陽日酸やSUMCOは2019年まで...

(9回連載) ◇ ◇ 丸善石油化学千葉工場は、京葉臨海コンビナートに位置する。エチレンに代表される基礎化学品や、その製造過程で発生...

ビニルエーテル生産増強 丸善石油化学(東京都中央区)は6月末に鍋島勝社長が就任し、新体制が始動した。... その間に位置する(三井化学や出...

これらの機能を付与するには微粒子を分散させた複合メッキが有効である。 ... 一方、産業技術総合研究所機能化学研究部門はナノ粒子などの分散技術に高度な知見・ノウハウを持っている。.....

大阪大学太陽エネルギー化学研究センターの金田清臣招へい教授と同大学院基礎工学研究科の満留敬人准教授らは、常圧の水素圧と室温の条件で難還元性の化合物「アミド」の還元反応を進行する触媒を開発した。... ...

高付加価値で勝負 素材業界では非鉄、総合化学、機能化学などの設備投資額が前年度を上回る。... 機能化学/医療・車向けで日本が優勢 誘導品・電子材料を手が...

(オートマチックシステムリサーチ管理部部長・今津重人) 《一言メッセージ/産総研機能化学研究部門高分子化学グループ研究グループ長 ...

そのため、水性のゲルインクや化粧品などの増粘剤に適用して機能性を高めるアプローチが先行した。... 軽量・高強度を実現するゴムや樹脂との複合材料化だけでなく、化学工業の世界では親油性のフィールドがまだ...

汎用型ドラム缶の需要頭打ちをにらみ、高機能化学品向けなど高成長が見込める製品の増産体制づくりと、コスト競争力の強化を急ぐ。... 作業能率の向上やエネルギー使用の効率化を目的とした設備改修に加え、高機...

エンプラなど機能化学品事業は経常利益が同71・9%増の268億円で、ポリカーボネートなどが原料安による利幅拡大と販売増加で大幅に伸長した。メタノールなどの天然ガス系化学品事業も持ち分法利益を1...

化学業界は中国の“成長痛”による想定外の追い風に一息つく。... 【環境性能高い日本製品−独自技術で事業拡大狙う】 機能化学・インク各社は、欧米や中国で厳格化され...

総合化学各社は4月からの新たな経営体制で若返りを図る。... 取締役会の監督機能も強化する。... 高付加価値の機能化学品やヘルスケア分野で新たな事業の柱を育て、中国やインドなど新興国との価格競争を回...

世界最大の自動車市場である中国などアジア地域では車生産拡大に伴い、塗料の劣化や変形を抑える高機能化学品の需要が堅調だ。... 旭化成は中長期的に汎用品ではなく利益率の高い高機能製品の比率を拡大する方針...

■KHネオケム社長・浅井恵一氏「機能化学品、さらに伸長」 ―2017年12月期の見通しは。 ... 分野的には、機能化学品が引き続き好調だ。基礎化学品は円安が輸入品...

16年10―12月期に為替が円安に振れたことで、自動車・住宅向け造核剤や塩化ビニル樹脂用の安定剤などが好調な機能化学品事業の収益を押し上げると判断した。... 造核剤や透明化剤、潤滑油添加剤を含む機能...

メタノール中心の天然ガス系化学品部門の経常利益は同87億円増の128億円と大幅に伸びる見通しだ。エンジニアリングプラスチックなどの機能化学品部門も経常利益予想を同52億円増の227億円に変更した。