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中国の新エネルギー車(NEV)関連で大口受注があった2023年5月と比べ大きく目減りしたが、「中国の受注状況は24年1―3月期と変わらず、2月の春節(旧正月)明け以降は...
日工会の稲葉善治会長(ファナック会長)は「期末に合わせた発注や中華圏での春節(旧正月)明けといった季節要因が多分に貢献した」との見方を示した。
中国で2月にあった春節(旧正月)休暇の反発があったほか、インドでは自動車向けなどが堅調だった。
国内ではダイハツ工業や豊田自動織機の認証不正問題、能登半島地震による部品調達の遅れ、海外では中国の春節(旧正月)休みによる工場稼働日の減少と競争の激化といった影響を受けた。
ただ、1―3月はBYDの販売が集中する中国で旧正月休みがあったため、首位の維持は難しい可能性がある。
うるう年で1日多かったことに加え、中国の旧正月(春節)が23年は1月だったが24年は2月中旬に10日間あり、海外旅行がしやすい環境になったためだ。
我々としては特に2月の旧正月に対する需要が非常に重要であり、中国からの観光客は完全に復活していないが、東南アジア各国からの団体客の増加で新たな局面になってきている。
中国では旧正月後の価格競争が迫っているが、BYDは利幅の厚い高級車への需要はまだ残っていると見込んでいる。
【北京=ロイター時事】中国文化観光省が発表した統計によると、春節(旧正月)連休中の国内旅行収入は前年比47・3%増の6327億元(879億6000万ドル)...