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[ 科学技術・大学 ]
(2015/11/12 05:00)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)、鉄道総合技術研究所、東急テクノシステム(川崎市宮前区、泉康幸社長、044・853・8114)は、小惑星探査機「はやぶさ」での経験から考案された電力ピークカット制御技術を鉄道に応用するのを目的に、共同研究を始めた。JAXAの「電力ピークカット制御技術」、鉄道総研の「シミュレーターによる電力ピークカット効果予測」、東急テクノシステムが持つ「車両改造や設備工事の知見」を組み合わせ、鉄道の電力ピークカットを目指す。
連携期間は3年程度を見込む。シミュレーションの結果を見て実証実験を行う予定。JAXAの川口淳一郎教授は「宇宙では限られた電力を利用する必要がある。同様に限られた電力資源を利用し、最も遅れの大きい列車の遅れを最小化する仕組みを構築できるのでは」と語っている。
(2015/11/12 05:00)
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