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[ 建設・住宅・生活 ]
(2015/12/12 05:00)
コンクリートパイル建設技術協会は11日、会員企業40社の杭(くい)工事に関する自主点検結果を国土交通省に報告した。点検対象4625件のうち56件でデータ流用が見つかった。年内にもデータ流用の再発防止策を盛り込んだ杭工事の新たな施工指針をまとめ、会員各社に伝える。
11月27日の前回報告に比べて点検対象は1210件増加し、データ流用は34件増えた。新たに日本高圧コンクリート(札幌市中央区)とマナック(愛知県清須市)のデータ流用が判明し、流用があった企業は8社となった。
同日、都内で会見した羽原伸専務理事は「前回の報告後、施主や元請けからの要請が多く寄せられた」とした。56件の安全性に関しては「外見上、ひび割れなどの不具合はないと聞いている」とした。
(2015/12/12 05:00)