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[ 機械 ]
(2015/12/25 05:00)
DMG森精機はインドやブラジルで計画していた工作機械工場の建設を取りやめる。2012年から米国、中国、ロシアと相次ぎ海外工場を建設してきた結果、2020年の売上高目標6000億円も既存工場で達成できると判断した。日独で建設中の工場を除き20年までは一切、工場を増やさない。これにより16年以降は、設備投資を通年の150億円から100億円に圧縮。浮いた資金を財務改善に充て、20年には自己資本比率50%台(15年9月末は29・0%)へ回復を図る。
インドとブラジルでは、4月に連結子会社化した独DMG MORIと資本業務提携した09年以降、両社で分担して工場建設を検討していた。
DMG森精機は12年に米国カリフォルニア州、13年に中国・天津市に工場を新設。独DMG MORIも9月、ロシア・ウリヤノフスクで新工場(写真)を稼働した。
さらに、両社は日本と欧州の既存工場でも生産設備を増強してきた...
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(2015/12/25 05:00)
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