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[ 科学技術・大学 ]
(2016/1/21 05:00)
総合研究奨励会(東京都文京区、光石衛代表理事=東京大学大学院工学系研究科研究科長、03・5841・7661)グローバル・オブザベーション・システム研究会の赤井秀樹客員研究員らは、低コストな短波帯レーダーを使って航空機を検知することに成功した。船舶の検知にも成功しており、海流観測用のレーダーを海洋監視に活用できるようになる。船舶や航空機管制システムの支援用として活用を提案する。
東大、東京農工大学、新潟大学、琉球大学との共同研究の成果。通常は港湾内や沿岸の潮の流れを観測している短波帯レーダーで航空機を検知できることを実証した。
全長64メートルの機体ではレーダーから45キロメートル先まで、全長40メートルの機体では25キロメートル先まで検出できた。一般に海流は時速3キロメートル程度のため、同じレーダーで時速600キロメートル程度で飛行する航空機を捉えることは難しい。
研究グループは...
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(2016/1/21 05:00)
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- 総合研究奨励会は、短波帯レーダーを使って航空機を検知することに成功した。船舶の検知にも成功し船舶や航空機管制システムの支援用として採用を提案する。
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