[ ロボット ]

20年開催のロボ五輪、「災害対応」「人と協調」が種目に選定

(2016/1/22 05:00)

ロボット革命イニシアティブ協議会は、2020年開催の国際競技大会「ロボット五輪」の競技種目について、災害対応ロボットと、人と協調しながらサービス業などで働くロボットを対象とする方針を固めた。競技を通じて技術向上や実証につなげるなど、実用性重視の大会とする。開催概要は今春にもまとめ、18年に開催の前哨戦「プレ大会」に向けて世界に告知する。

15年春に政府が立ち上げた同協議会の下に実行委員会(佐藤知正委員長=東京大学名誉教授)を1月内に立ち上げ開催形式や種目の選定作業に入る。4月にも発表する「中間とりまとめ」にロボット五輪の計画案を盛り込む、6月までに正式な決定内容を発表する。

種目は球技など娯楽性の高いものより、米国防高等研究計画局(DARPA)が主催する原発・災害対応ロボット競技会「DARPAロボティクスチャレンジ」のような実用性重視のものにする。がれきなど障害物や扉を円滑に移動できる...

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(2016/1/22 05:00)

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