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[ 化学・金属・繊維 ]
(2016/2/3 05:00)
旭化成は水島製造所(岡山県倉敷市)のエチレン生産設備(年産能力44万3000トン)を月内に止める。4月に三菱化学と水島コンビナートのエチレン生産の統合を決めており、2月中旬からの定期修理に合わせて同設備を止めることにした。これにより国内のエチレン生産設備は12基と13年比3基減となる。
エチレン生産設備はナフサ(粗製ガソリン)を熱分解してエチレンなどの石油化学品を生産する石化コンビナートの中核設備。水島コンビナートでは1972年に稼働した旭化成のほか、三菱化学も年産能力43万1000トンのエチレン生産設備を持つ。
13年8月に両社のエチレン生産統合を決定。旭化成のエチレン生産設備を止めて三菱化学の同設備に集約し、4月に設立する両社の折半出資会社「三菱化学旭化成エチレン」(東京都千代田区)を通じて運営することで合意している。
三菱化学のエチレン生産設備に旭化成の誘導品(エチレンから作る...
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(2016/2/3 05:00)
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