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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/2/23 05:00)
愛知機械工業は9月に、熱田工場(名古屋市熱田区=写真)にあるエンジン部品の加工ラインの生産能力を倍増する。2015年末に新設した加工ラインを増強する。投資額は30億円程度。主力納入先である日産自動車の増産に合わせて供給体制を整える。
15年末にシリンダーブロック、シリンダーヘッド、クランクシャフト、カムシャフトのエンジン主要4部品の機械加工ラインを立ち上げた。今回、このラインの月産能力を現在の2倍の1万5000台とする。
日産が今春にも九州工場(福岡県苅田町)で新たに生産を始める北米向けスポーツ多目的車(SUV)「ローグ(日本名エクストレイル)」用エンジンに採用される。
ローグは北米での販売が好調で現地生産が追いつかず、日産は九州工場で年10万台規模を補完生産することにした。これに伴う愛知機械の設備投資は、今回の能力増強を含めて計70億円程度となる。
愛知機械は日産の完全子会社で、...
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(2016/2/23 05:00)
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- 北米で日産のSUV「ローグ(エクストレイル)」の販売が好調だ。それに伴って、日産系の愛知機械工業もエンジン部品の増産に乗り出す。