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[ ロボット ]
(2016/2/29 05:00)
経済産業省は仮想通貨を支える新技術「ブロックチェーン」について、IoT(モノのインターネット)分野などに広げるための調査研究を始めた。同技術はデータ管理を比較的安全にでき、処理負担も小さい。ロボットなど機器間の通信などへの応用を想定している。4月には政策課題を盛り込んだ調査結果を公表し、同省の今後の政策に反映させる。
ブロックチェーンは、取引のすべての記録などをまとめた「ブロック」をチェーン(鎖)のようにして次々につなげる仕組み。インターネット上で権利移転取引記録などをユーザー同士相互に共有する。「ビットコイン」をはじめとする仮想通貨取引などに使われており、二重譲渡や記録改ざんを防ぐなど、信頼性を担保する。また、中央サーバーによる管理がなく、運用コストも低いとされる。
経産省はIT産業政策などを担当する商務情報政策局が、事業家を交えた非公開の検討会を設置した。海外事例も参照してブロック...
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(2016/2/29 05:00)
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- ブロックチェーン技術は、データ管理を安全に、しかも処理負担も少なくて済む新技術。このデータ管理をさまざまな分野に応用できるとの期待が高まっている。