[ 政治・経済 ]

上期「景気足踏み」、10月以降は再び上昇−本社定点観測

(2016/3/23 05:00)

景気は足踏み状態に―。日刊工業新聞社が実施した景気定点観測調査によると、2016年度上期(4―9月)の景気見通しについて「横ばい」と答えた経営者が70%を超えて最も多かった。3月時点の現状認識でも約70%が「横ばい」と答えており、景気は踊り場に入った。下期(10月―17年3月)は「横ばい」が減る一方で、「上昇する」が34・5%と、3月現状認識の4%から比べて大きく増える。10月以降に景気は、再び上昇局面に入るとみる経営者が大手企業を中心に増えている。

景気の認識を経営者に聞く「景気定点観測調査」を2月中旬から3月中旬にかけて、大手と有力な中堅・中小企業経営者各100人にアンケートを行った。3月の現状認識、上期見通しは、大手と中小で景気認識に差はあるが、おおむね「横ばい」との回答が多かった。また3月現状認識で「下降」が、中小を中心に増えており、景気が足...

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(2016/3/23 05:00)

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