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[ エレクトロニクス ]
(2016/4/18 05:00)
東芝と富士通、VAIO(長野県安曇野市)が交渉を続けてきたパソコン事業の統合が、暗礁に乗り上げた。出資比率やリストラなどの条件が折り合わず、交渉は白紙に戻る見通しだ。最大の要因は、生産拠点の統廃合で妥結点が見いだせなかった点。今回の統合問題は東芝と富士通のパソコン事業の不振が発端だったが、両社が自社拠点の維持を譲らず、メリットを見いだしにくくなった。今後は振り出しに戻り、収益向上策を練り直すことになる。(政年佐貴恵)
【JIPが降板】
「日本産業パートナーズ(JIP)が交渉を降りた時点で、この話はなくなったも同然だ」―。関係者は明かす。統合交渉は不採算事業を切り離したい東芝と富士通が、VAIOとその親会社であるファンドのJIPを巻き込んで始まった。
その後3社で持ち株会社を作り、その株式の過半数をJIPが持つという所まで交渉は進んだ。しかし、拠点な...
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(2016/4/18 05:00)
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