【熊本地震】ＮＥＸＣＯ西日本、通行止め一部解除−復旧作業２４時間体制【FREE】

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  九州自動車道の崩落現場（熊本県益城町＝ＮＥＸＣＯ西日本提供）

西日本高速道路（ＮＥＸＣＯ西日本）は、熊本県を中心に発生した地震で損傷した九州自動車道と大分自動車道の復旧作業を２４時間体制で進める。緊急車両の通行確保から始め、早期の通行止め解除を目指す。

点検や応急復旧が完了した区間から随時解除を進める。大分自動車道の一部区間で通行止めを解除したが、１８日１３時時点で通行止め区間は多い。

九州自動車道では益城熊本空港インターチェンジ（ＩＣ、熊本県益城町）―御船ＩＣ（同御船町）間で盛土のり面が崩落。橋梁部ジョイントの段差も４橋で発生。橋梁下の角欠けや路面陥没、段差、ひび割れ、隆起も多数発生している。

御船ＩＣ―松橋ＩＣ（同宇城市）も、路面陥没や段差、ひび割れ、隆起が多数発生。さらに道路をまたがる跨道橋（こどうきょう）の落橋や桁ずれなどが発生した。熊本ＩＣ（熊本市東区）管内でも跨道橋の橋脚やランプ橋の橋台が損傷した。