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[ 建設・住宅・生活 ]
(2016/5/30 05:00)
大成建設は3次元(3D)モデリング技術を使って、施工前の建物内の振動を短時間で解析する技術を開発した。従来の解析モデルは、手作業でデータを入力しており、数日を要していた。新技術は数時間でモデルを生成できる。設計変更に迅速に対応でき、解析精度も上がる。精密機器工場や研究開発施設、スタジオといった振動解析が求められる建物で活用する。
新技術は建物の3Dモデリング技術「ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)」を活用した。BIMは画面上の3Dの建物に、部材の数量や寸法、材質などの情報をひも付けできる。
BIMの構造データを、建物内の振動の解析モデルに使えるように変換した。画面上の建物の柱や壁、床などは形状だけではなく、幅や奥行き、高さなどの情報を持つ部材として表示。複雑な建物形状を正確に再現し、高精度に振動を予測できる。
BIMのデータを利用するため、解析モデルの作製時間...
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(2016/5/30 05:00)
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