[ その他 ]
(2016/6/7 05:00)
日刊工業新聞社が8日発売する「プレス技術7月号」は「高精度化を実現する冷間鍛造技術」を特集する。切削などの工程を得ずに複雑な形状に加工するネットシェイプ化に向けた冷間鍛造への取り組みを提案する。
高精度化の主力技術である分流鍛造、閉塞鍛造に焦点をあて、近年の技術動向と注目される開発事例を解説する。閉塞、背圧、分流を組み合わせた複合鍛造や鍛造サーボプレスの活用、防振システムなど周辺設備などについても紹介する。
小坂田宏造大阪大学名誉教授による総論「ネットシェイプに挑む精密鍛造の起源と技術動向」をはじめ、解説では、「分流鍛造の効果的な活用法」「複動成形技術の動向」「加工速度制御鍛造による高精度ヘリカルギヤの開発」「冷間閉塞鍛造によるCVJ部品成形事例」など具体例を交えて最新の加工技術を提示する。
冷間鍛造は自動車部品の大量生産方法として1950年代から普及してきた冷間鍛造技術。近年は自動車の高度部品に活用され、変種少量生産やハイブリッド車の部品への対応などで注目されている。
(2016/6/7 05:00)
関連リンク
機械・ロボット・航空機2のニュース一覧
- 三光ダイカスト、ダイカスト製品拡販−医療機器など成長分野に照準(16/06/07)
- 静岡鉄工所、ATC付ベッド型CNCフライス盤−工具収納24本に増加(16/06/07)
- 工作機械技術の表彰・助成決定−振興財団(16/06/07)
- JFEエンジ、東京・品川区から機械式立体駐輪場を受注(16/06/07)
- 三菱電機、バックアップ機能付きPLC−システムの予期せぬ停止防ぐ(16/06/07)
- 住友ナコフォークリフト、旋回速度制御システム搭載したバッテリーフォークリフト(16/06/07)
- プレス技術7月号/高精度化を実現する冷間鍛造技術(16/06/07)
- 経営ひと言/常石造船・川北雅弘常務「時差対応?」(16/06/07)