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[ 商社・流通・サービス ]
(2016/7/16 05:00)
(ブルームバーグ)中国のインターネット検索エンジン最大手、百度( バイドゥ)は、米バイアコム傘下の映画事業パラマウント・ピクチャーズの株式取得を一時検討したことが関係者の話で明らかになった。
非公開情報だとして匿名を条件に述べた関係者によると、百度は中国の娯楽・メディア会社、印紀娯楽伝媒(DMGエンターテイメント・アンド・メディア)とパラマウント株の取得を検討した。その後5月にバイアコムの支配株主であるレッドストーン家が株売却に反対していることが明らかになると、検討を中止したという。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は今週、事情に詳しい複数の関係者の話を基に報じたところによると、中国の大連万達集団がパラマウントの株式49%取得に関してバイアコムと協議している。これに対して支配株主のサムナー・レッドストーン氏およびレッドストーン家はあらためて株式売却に反対を表明した。
百度、万達、バイアコムの担当者はいずれもコメントを避けた。DMGは通常の営業時間外に連絡したが応答はなかった。
原題: Baidu Said to Have Considered Bid for Stake in Paramount Studio(抜粋)
(2016/7/16 05:00)