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[ ICT ]
(2016/8/18 05:00)
NTTデータは脳科学を利用したマーケティング支援サービスを実用化した。脳情報解読技術と人工知能(AI)技術を応用し、脳活動の動きからテレビCMなど動画広告の効果を高精度に測定。従来の記述や口述によるアンケートといった手法とは異なるマーケティングの評価方法を提案し、効果的な広告の作成を支援する。8月下旬から大手企業を中心に幅広い分野へ拡販する。
マーケティング支援サービスは視聴者がCMを見た時の脳の活動パターンを可視化し、その認知内容を解読・評価する。顧客企業から持ち込まれたCMやウェブ向け動画広告などを被験者が視聴し、視聴中の被験者の脳活動を機能的磁気共鳴断層撮影装置(fMRI)で測定。それをAI技術の一つである機械学習で分析する。
脳活動の情報は情報通信研究機構(NICT)脳情報通信融合研究センターで測定する。測定による脳活動パターンから、CMや動画広告のシーンごとに解読する。例えば...
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(2016/8/18 05:00)
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