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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/11/16 05:00)
トヨタ自動車は2018年度までにタイとベトナムに車両解体工場を設置する。グループが持つ解体ノウハウを東南アジア地域に展開し、使用済み自動車から適切に資源回収できる仕組みを広げる。自動車メーカーが同地域で車両解体を手がけるのは初めてとみられる。今後、同業他社にも広がりそうだ。
タイでは豊田通商が現地に持つ2カ所のスクラップ処理施設のいずれかを、車両解体工場として転用する方向で検討している。豊田メタル(愛知県半田市)が持つ解体ノウハウを活用する。
処理能力は年間数百台程度と小規模で始める計画。現地で解体業のビジネスモデルを確立し、さらに別の国に展開する際のモデル工場として位置付ける。
ベトナムでは18年初に自動車リサイクルに関連する法律が施行される予定。これに合わせて解体施設を設置する。タイとベトナム以外の地域にも、トヨタ車の保有状況や関連制度の整備状況などを総合的に勘案して解体事業...
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(2016/11/16 05:00)
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