[ その他 ]
(2016/12/13 05:00)
■ランキング・ベスト10(12/5~12/11)
1位 深層断面/新国立競技場、着工−11日起工式
2位 スズキ、新型「スイフト」“初売り”受注−販売遅れ挽回、燃費不正の影響最小限に
3位 こうのとり6号機、打ち上げに成功
4位 大林組、建設現場にロボスーツ導入 「HAL」で作業者負担減
5位 ドライバーの居眠り・脇見を監視−パナソニック、安全運転支援システム開発
6位 川重、水素製造で豪政府と合意−日豪・水素サプライチェーン実現へ
7位 トヨタ、来年から新型パワートレーン本格展開 HV開発者3割増強
8位 TDK、センサー事業に700億円投資 車載向けなど攻勢
9位 八千代工業、ホンダ「CR-V」へ燃料タンク納入−新製法で環境対応
10位 半導体製造装置を知能化-メーカー各社、AI・ITで生産性向上支援
■解説:半導体製造装置を知能化-メーカー各社、AI・ITで生産性向上支援(12/5)
工作機械や産業用ロボットと並び、半導体製造装置は世界市場で日本が強みを持つ資本財の一つ。この分野でも、人工知能(AI)やITを駆使して顧客となる半導体デバイスメーカーの現場の効率化や生産性向上を支援していくという。設備機械をネットワーク化したり、IoT(モノのインターネット)によって設備を遠隔管理したり、予防保全などに役立てるのは時代の流れとも言える。
折しも14-16日には、世界最大級のエレクトロニクス製造サプライチェーン総合展「セミコンジャパン」が東京・有明の東京ビッグサイトで開催される。最近では、半導体チップを構成するトランジスタが限界レベルまで微細化し、1年半から2年間でチップの集積度が2倍になる「ムーアの法則」の継続を危ぶむ声がある一方で、センサーや電子回路を大量に使うIoTといった新しい需要も生まれてきている。半導体製造技術のイノベーションは、産業全体や社会全般への波及度がきわめて大きいだけに、一層の進展が期待される。
(2016/12/13 05:00)