「１００年企業顕彰」贈賞式、大賞に繊月酒造・安川電機

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  九州経済産業局長賞を受賞した繊月酒造の堤純子社長

１００年経営の会（事務局・日刊工業新聞社）は１３日、福岡市博多区の博多エクセルホテル東急で、九州・沖縄地方の優れた長寿企業を表彰する「１００年企業顕彰」の贈賞式を開いた。創業１００年以上で幅広い業種・規模の企業を募集し、優れた経営理念を持ち持続的な成長を続けていること、顧客を尊重し雇用をはじめ地域社会に貢献していることなどについて審査し、最優秀に当たる１００年経営大賞２社など合計１６社を決定。１００年経営大賞九州経済産業局長賞を繊月酒造（熊本県人吉市）、１００年経営大賞福岡県知事賞を安川電機に贈った。

堤純子繊月酒造社長は「次の１００年も頑張れという激励をいただいた。今後も進化し続けたい」と話した。津田純嗣安川電機会長は「創立１０１年なので、この中では一番若い会社。今後も世界をリードし、地域とともに発展したい」と話した。

このほか１００年経営の会会長賞２社、日刊工業新聞社賞４社、優良１００年企業表彰８社を表彰した。昨年の第１回は中部地区で開催。今後、順次全国で開く。