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[ 化学・金属・繊維 ]
(2016/12/27 05:00)
住友化学は、JOLED(東京都千代田区)が2017年春にもサンプル出荷する中型有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)ディスプレー向けに発光材料を供給する。低コスト製法に適した高分子型材料を供給し、液晶から有機ELへのシフトを狙う。高分子型材料が商業ベースで採用されるのは世界初とみられる。テレビ向けも開拓し、20年度にディスプレー部材の売上高に占める有機ELの比率を、16年度見込みの約20%から45%に引き上げる計画。
高分子型材料はインク状にして塗布できる。スマートフォンなどのディスプレーに使われる現行の低分子型材料に比べて、装置が単純でコストを抑えられる。
このためテレビのような大型パネル生産に向く。すでにJOLEDとは別に韓国大手が試作するテレビ向けにも同材料を提供している。試作は16年度内にも完了し、採用の可否が決まる見通し。
JOLEDはパナソニックとソニーの有機ELパネ...
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(2016/12/27 05:00)
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