[ ロボット ]
(2017/2/7 05:00)
トプコンは6日、トータルステーション(測量機器)で飛行ロボット(ドローン)を自動追尾するシステムを開発したと発表した。地上の基準点(標定点)を設置することなく、ドローンのカメラの3次元(3D)位置を精密に測定でき、ドローンによる測量を大幅に省力化する。工事現場での情報通信技術(ICT)を活用する国土交通省の方針「アイ・コンストラクション」に対応する。
空中写真測量では、撮影した写真を解析し、現場の地形の3Dモデルを簡単に生成できるが、カメラの3D位置を測定するために多数の標定点が必要だった。
標定点の設置には作業者の経験も求められ、工事の進捗(しんちょく)に合わせて設置や撤去を繰り返さなければならず、効率性の観点から課題という。
(2017/2/7 05:00)