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[ ICT ]
(2017/2/8 05:00)
NECは総務省傘下の海外通信・放送・郵便事業支援機構(JICT)と共同で設立を検討していた、香港―米グアム間の光海底ケーブル建設事業にかかわる特別目的会社(SPC)を3月末までに設立する。資本金は10数億円。NECは5割近くを出資し、筆頭株主となる。海底ケーブル敷設は世界的な通信量の増加で、必要性が高まっている。NECはケーブル製造から資金調達スキームまで一括請負できる体制を他のプロジェクトでも提案し、競合するフィンランド・ノキアや米TEサブコンと差別化する。
国際間の光海底ケーブル事業は通常、通信事業者などがコンソーシアムを形成して、資金調達から建設・販売などのスキームを決める。光海底ケーブルの建設にあたり、今回のように受け皿会社を設立して、融資するケースは初めて。
香港―グアム間の光海底ケーブル「HK―G」建設事業は、シンガポールのRTIコネクティビティ...
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(2017/2/8 05:00)
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