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対日牛肉輸出が急回復、昨年26%増の25万8000トン−米食肉輸出連合会

(2017/2/10 05:00)

米食肉輸出連合会は8日、2016年の米国産豚肉の輸出量は前年比8%増の231万1277トンとなり、過去最高になったと発表した。中国向けが急増し、全体を押し上げた。

牛肉は、日本向けが急回復したことで、11%増の118万7050トンと、2年ぶりにプラスとなった。

豚肉の対日輸出は5%減の38万7712トンと振るわず、国別ではメキシコ、中国(香港含む)に次いで3位。金額ベースでは2%減の15億5993万4000ドルとなり、首位を維持した。

牛肉の対日輸出は26%増の25万8653トンとなり、日本と経済連携協定(EPA)を結んだ豪州の攻勢で苦戦した前年から盛り返した。金額ベースでは18%増の15億993万5000ドルとなり、金額、数量ともに日本向けが最も多かった。

全体の輸出額は、豚肉が7%増の59億4090万8000ドル、牛肉が1%増の63億4262万ドル。国内生産に対する輸出の割合は、豚肉が1・6ポイント上昇の25・8%、牛肉が0・6ポイント上昇の13・7%となった。

(シカゴ=時事)

(2017/2/10 05:00)

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