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[ 科学技術・大学 ]
(2017/3/13 05:00)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)、東北大学、北海道大学は、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」から超小型衛星放出の利用に関する包括的な連携協定を結んだ。超小型衛星の放出を考える海外の政府機関や大学などに衛星の開発などで協力する。3者の協力で新しいサービスを構築し、商業化を視野に入れた展開を目指す。
両大は国内外の政府機関や大学などに協力し、超小型衛星の開発や運用を進めてきた。2016年4月にはフィリピンの国産第1号となる超小型衛星「ディワタ1」をJAXAと協力し軌道放出させた実績を持つ。同年11月には両大を含むアジア9カ国参加の「アジアマイクロサテライトコンソーシアム」が設立。超小型衛星の利用拡大に取り組む。
ISSの中でエアロックとロボットアームを併せ持つ「きぼう」は、多くの超小型衛星の放出に成功している。今後、放出能力を増強していくという。
(2017/3/13 05:00)
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