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[ 科学技術・大学 ]
(2017/3/20 05:00)
事実上の偵察衛星が宇宙に飛び立った。三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日10時20分、政府の情報収集衛星レーダ5号機を国産ロケット「H2A」33号機で種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)から打ち上げた(写真)。その約20分後、軌道投入し、打ち上げは成功した。情報収集衛星は外交・防衛などの安全保障をメーンのミッションとしている。そのほか大規模災害や事故などへの対応のため、内閣情報調査室で被災状況推定地図などを作り、関係省庁などに配布する。
その中のレーダー衛星は電磁波を放射し、反射波を検出する衛星。太陽の光に関係なく、夜間や悪天候でも撮影できることが長所となる。今回の打ち上げで、情報収集衛星は光学衛星3機、レーダー衛星4機の計7機体制となった。
(2017/3/20 05:00)
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