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[ エレクトロニクス ]
(2017/3/21 05:00)
パナソニックは人工知能(AI)分野の技術者を、現在の約100人から5年以内に1000―1500人へ増員する。ロボット家電をはじめ、幅広い製品群へのAI導入を加速する狙い。新卒採用にAI専用枠を設けたほか、映像関連などのデジタル技術者を転身させる。AIは電機業界だけでなく、自動車やインフラなど幅広く活用される。このため技術者は、業界の枠を超えた争奪戦となっている。
■ロボ家電など開発加速
大阪大学との共同講座などで2018年度までに育成する約300人が指導役になり、その後2―3年内に1000―1500人に増やす。同社には万単位の技術者が在籍し、このうち20%がデジタル専門。情報処理では博士や世界トップレベルの技術者がおり、こうした技術者にAIの知見を深めてもらう。
16年度に始めたAI人材育成プログラムで、技術者を教育する。AI分野は技術進展が速く、習った先端技術は1年で古くなる。...
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(2017/3/21 05:00)
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