ＪＡＬ、仏ＤＦＳと連携−ビジネスジェット展開

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  ダッソーアビエーションの「ファルコン８Ｘ」を前に植木日航社長（右から２人目）

日本航空（ＪＡＬ）は１８日、仏ダッソーファルコンサービス（ＤＦＳ）のビジネスジェットと連携したビジネス客向け商品を５月１日に販売すると発表した。東京―パリ間の定期便と、ＤＦＳがパリを起点に運航するチャーター便を組み合わせる。欧州やアフリカを周回する日本のビジネス客に、スケジュールや到着地の柔軟性を訴求し、現地の観光手配を含めたワンストップで提案。年間で５０飛行時間相当の受注を狙う。

「ＪＡＬ　ＦＡＬＣＯＮ（ファルコン）ビジネスジェットサービス」の名称で展開。ＤＦＳの親会社仏ダッソーアビエーションのビジネスジェット「ファルコン」を使う。日本航空はＤＦＳの代理店として、企業や官公庁などに営業する。

このほか、旅行会社経由での販売も視野に入れる。

日本から欧州・アフリカ地域にファーストクラスなどで渡航する客は年間８０万人。このうち目的地に乗り継ぐ客は同３０万人いるとされる。

１８日会見した植木義晴社長は「新しいチャレンジの一つ」と話し、ビジネスジェットの潜在需要掘り起こしに意欲を示した。