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[ エレクトロニクス ]
(2017/4/21 05:00)
リコーは自社のビジネスプロセス改革に向け、ビッグデータ(大量データ)解析や人工知能(AI)の活用を拡大する。複合機の故障予測に続き、最適な買い替え時期の算出にも活用し始めた。今後は生産品質や人事などの分野でも活用する考え。取り組み状況や課題を探った。(梶原洵子)
【難しい挑戦】
「画像解析などでもAIを活用しているが、ビジネスプロセス改革への利用は一段と難しい挑戦だ」。改革を推進する研究開発本部リコーICT研究所の佐藤敏明技師長はこう説明する。現在は営業や生産品質、人事の分野で複数のプロジェクトを進めている。「一つの部署では有効な視点を得られない課題を選んだ」(佐藤技師長)としており、各部門内では不可能な改善を狙う。
まず2013年に複合機の故障予兆診断システムを稼働しており、これにより「サポートのあり方が激変した」(同)。故障を予測することで、予防措置を打てる。予測前に故障して...
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(2017/4/21 05:00)
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