[ ロボット ]
(2017/4/27 05:00)
【浜松】ヤマハ発動機は26日、農薬散布機大手、やまびこと業務提携すると発表した。液剤や粒剤など幅広い形態の農薬散布に対応可能なマルチローター型農薬散布ドローン(飛行ロボット)を共同開発し、2018年に市場投入する。販売ネットワークも相互活用する。
両社は8月に正式契約を結ぶ。ヤマハ発が開発中のドローンに、やまびこのノウハウを生かした粒剤散布装置を搭載する。ヤマハ発が得意とする液剤散布に、やまびこの粒剤散布装置を加えることで販売拡大につなげる。
ヤマハ発は農業用無人ヘリコプターでシェアトップだが、ドローンでは後発。このため産業用ドローンメーカーのエンルート(埼玉県ふじみ野市)との提携を検討するなど他社との協業を積極的に進める。ドローンを含む無人ヘリコプター事業で20年代初めに16年実績比2倍の売上高100億円を目指す。やまびこがドローンを扱うのは初めて。
(2017/4/27 05:00)
関連リンク
機械・ロボット・航空機1のニュース一覧
- 日本キャタピラー、情報化施工担当を倍増 ICT建機需要取り込み(17/04/27)
- IHI、バイオマス燃料製造 マレーシアで商用実証(17/04/27)
- 昨年度の工作機械受注、7.8%減の1兆2893億円−日工会まとめ(17/04/27)
- ヤマハ発、農薬散布ドローン開発へ やまびこと業務提携(17/04/27)
- 日立建機の新中計、3年1200億円投資 19年度、営業利益率9%超(17/04/27)
- ツネイシHD、今年の建造数 横ばい45隻 環境改善に期待感も(17/04/27)
- 日本電子と名大、創薬研究開発で新会社(17/04/27)
- 三菱重工、前3月期予想を下方修正−営業益1500億円(17/04/27)