[ ロボット ]
(2017/5/5 05:00)
ミライト・テクノロジーズ(大阪市西区)は、国土交通省が実施する「革新的河川管理プロジェクト」の一環で全天候型飛行ロボット(ドローン)の開発に着手する。強風や雨天などの悪条件でも安定して飛行し、地震や台風などの自然災害下でも被災状況を早期かつ確実に把握できるようにする。
開発は同社やアミューズワンセルフ(同中央区)、国交省水管理・国土保全局河川環境課が実施するプロジェクトの三つのテーマの一つ。ミライト・テクノロジーズはドローンから取得したカメラ情報を収集し、撮影画像を遠隔の災害対策室などへ伝送するネットワークシステムや、撮影画像と位置情報を組み合わせて被災情報を把握できる機能を備えたソフトウエアの開発を担当する。
アミューズワンセルフは風速20メートル程度の強風や雨天でも飛行可能なドローンシステムの開発を担う。
台風が多い時期に、京都府などを流れる由良川水系由良川で現場実証を行う予定。
(2017/5/5 05:00)