[ ロボット ]
(2017/5/5 05:00)
ユカイ工学(東京都新宿区)は、同社のコミュニケーションロボット「ボッコ」のアプリケーション内に、ヤフーのIoT(モノのインターネット)基盤「マイシングスデベロッパーズ」を採用した。5月下旬からサービスを提供する。
ヤフーが提供する天気情報や防災速報をボッコアプリ内で設定できる。従来はボッコアプリとは別に、ヤフーの「マイシングス」アプリをインストールし、各種サービスと連動させる必要があった。そうした手間を省くことができる。
ボッコアプリ内の新機能「公式ユーザー」を利用すると、天気情報や防災速報を自宅にいるボッコがしゃべって知らせるだけでなく、ユーザーのスマートフォンへ通知することもできる。会社や外出先から自宅地域の情報が分かり、留守番をする子供や遠隔の高齢者との情報共有にも役立つ。
ボッコはインターネット経由でスマホと音声メッセージがやりとりできる。ボッコ側から送った声を文字化したりスマホから送ったメッセージを読み上げたりもできる。センサー情報との連携でドアやカギの開閉も分かる。
(2017/5/5 05:00)